誰でもできる! 希望ナンバー取得と名義変更をセルフで行う方法とは(後編) (2/2ページ)

陸運事務所は基本的に親切!

 と、例によってクルマの手続きものは文字にすると難しいようにも見えるが、実際には書類さえ揃っていれば難しいことはなく、分からないことは聞けば教えてくれるし、陸運事務所は全国的に親切なところだ。

 親切と言えば、筆者が名義変更した際は到着が11時10分頃とあまり時間がなく、自分で書類を記入し終わったタイミングが受付時間をわずかに過ぎていたのだが、受け付けてくれた。その挙句、慌てていたせいで書類を提出する際に希望ナンバーの予約証を出し忘れ、当然ながら頭にない84-84という通常ナンバーが車検証に書かれており、「さすがにこれは午後の部に仕切り直しだな」と思いながらダメ元で事情を言うと、その場で再度受け付けてくれたほど。午前の部で新しい車検証が発行されたのは大変有難かった(ナンバーセンターは昼休みなく受け付けてくれるので、自分のミスにも関わらずタイムロスなく名義変更が終わった)。

 なお所要時間は11時10分に陸運事務所に着き12時30分には完了したので、慣れない筆者でも80分。費用は申請関係の500円と希望ナンバー代4300円で4800円(希望ナンバーでなければ新しいナンバープレートは1500円程度、管轄が変わらない陸運事務所での名義変更であればナンバープレートがそのまま使えるのでナンバープレート代は不要)だった。

 陸運事務所は平日しかやっていないので、時間のやりくりがしにくい人だと自分で行うのが時間的に難しいのは事実だが、可能ならお金の節約だけでなくクルマの手続きを体験してみるという意味も含めて、機会があれば自分で行ってみてはいかがだろうか。


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