これなら走れない道はない! クローラー仕様のジュークを展示した日産ブース【東京オートサロン2019】 (1/2ページ)

ひっそりと展示されていたエルグランドはGT-R仕様!?

 日産自動車は、東京オートサロン2019にて個性的なカスタムカーを展示した。もっとも注目を集めていたのが、エクストレイルとジュークの2台だろう。

 ジューク・パーソナライゼーション・アドベンチャーコンセプトは、なんとタイヤを雪道などで本領を発揮するクローラーへチェンジ。インテリジェント4×4(トルクベクタリング付き)により、高い悪路走破性を発揮する。

 通常ならば展示用で、走行できないことが多いのだが、このジュークはなんと実際に走行することが可能。スキー場などとのコラボレーションで、走行シーンを見てみたいものだ。個性的なカラーリングを実現するパーソナライゼーションを進化させ、マットホワイト+マットブラックの2トーンに、フローセントグリーンのアクセントがオシャレだ。

 もう1台のエクストレイルは、プロテニスプレイヤーの大坂なおみ選手とコラボレーションしたスペシャル仕様。マットブラックのボディカラーに、ゴールドのアクセントカラーは大坂なおみ選手のチョイスとなっている。

 注目したいのは、ブースの端にひっそりと展示されていたエルグランド。スポーツプレミアムコンセプトと名付けられており、なんと随所にNISSAN GT-Rのパーツが奢られているというスペシャル仕様だ。

 ボディカラーはGT-Rの2017年モデルから登場したアルティメイトシャイニーオレンジ。ピアノブラックで彩られたフロントマスクまわり、リヤスポイラーやリアガーニッシュなどでスポーティさを高めている。

 足もとは、なんとGT-R専用の20インチタイヤ&ホイール、そしてブレンボ製ブレーキまで流用されている。流石にパワートレインまでの流用はされていないが、これだけでもインパクトは十分。

 インテリアも、GT-Rで採用している専用カラーのセミアニリンレザーシートを採用。スポーツと上質さを両立した、新たな提案と言えるだろう。


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