名前はともかく形が思い出せない……超短命がゆえに激レアな国産車4選 (2/2ページ)

生産台数わずか500台の激レアモデルも存在!

3)スズキ・X-90

 1993年の東京モーターショーに参考出品された際に反響が大きかったために1995年に市販化となったX-90。エスクードをベースにし、Tバールーフを持った2シーターSUVだった。ベースとなったエスクードのコンバーチブルモデルよりも安価な価格設定ではあったが、やはり2シーターということが災いしたのか、日本国内では1000台ほどしか売れず、97年にはラインナップから消えている。一方で海外では人気車種であり、専用のコミュニティがあるほどだ。

4)スズキ・キャラ

 軽自動車ながらペリメーター型フレームにエンジンをミッドシップにマウント、ガルウィングドアまで採用したマツダ(オートザム)AZ-1のOEM車であるキャラ。しかしAZ-1のエンジン自体はスズキ製のF6A型エンジンなので、純然たるOEM車と言っていいのか分からないところだが、販売スタートはAZ-1の1992年10月から数か月遅れの1993年1月で、生産終了はAZ-1よりも早い1994年11月と2年弱だった。AZ-1自体も4000台ちょっとの生産台数だったが、キャラはもっと少なく500台ほどであった。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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