売却厳禁なクルマとは? 手放したが最後再入手が難しい国産スポーツ4選 (2/2ページ)

今話題の最新スポーツの先代モデルも高騰

3)ホンダS2000

 およそ30年ぶりに登場したホンダのFRモデルとして1999年にデビューしたS2000。2リッターながら250馬力を8300回転で発生する市販車としては異例の高回転型ハイパフォーマンスエンジンを搭載し、オープンカーとは思えない強靭なボディを持ったモデルだった。

 新車当時は350万円ほどと気軽に購入できる価格ではなかったが、中古車相場は順調に下降を続けていた。しかし、最安値が100万円を切ったくらいから上昇に転じ、現在タマ数は減少傾向、価格は上昇傾向となっている。後継車種の噂が出ては消えている現在、まだまだ人気は続きそうだ。

4)トヨタ・スープラ(A80型)

 新型が登場したばかりのスープラ。このご時世にピュアスポーツモデルを復活させたという点は素直に評価したいところではあるが、BMW製のエンジンや3ペダルMTがないなど、熱狂的なファンからすると物足りない点があるという声も聞こえてきている。

 そこで再び注目を集めているのが先代モデルのA80系だ。元々台数が多い車種ではなかったが、生産終了から15年以上が経過し、程度の良い個体は値上がる一方。ATでNAのモデルであれば100万円前後で狙えるものもあるが、おそらくラストチャンスとなるだろう。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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