青空駐車の人は要注意! クルマを劣化させる紫外線への対策とは (2/2ページ)

ヘッドライトのレンズやインパネまわりなども劣化すると厄介

 そのほか、劣化で気になるのはヘッドライトのレンズだ。樹脂レンズになってから、紫外線による劣化で曇ってきてしまうのはご存じだろう。専用のケミカルで磨いてコーティングしてもまたしばらくすると戻ってしまうので、基本的には手のほどこしようがないのが事実だ。

 車内、とくにインパネまわりは日にさらされやすく、劣化が気になるところ。面倒でもサンシェードを毎回使ったり、サイド、そしてリヤに関してはUVカットのフィルムを貼るのも手で、透明のフィルムなら前席両側に貼っても問題はない。

 根本的な解決方法としては、ボディカバーを使うことだ。ボディ全体やヘッドライトレンズ、そして車内などを丸ごと守ることができる。以前は蒸れの問題が指摘されたが、最近は撥水と通気を両立させた生地で作られたカバーもあり、それを使えば蒸れることもない。

 また裏地にソフトな起毛生地を使っているものも多く、これならキズの問題も解消。少々費用がかさんでしまうが、愛車を守るものとして使ってみるのもいいだろう。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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