今や当たり前の便利装備! 時代を切り拓いた初採用の国産車4選 (2/2ページ)

衝突被害軽減ブレーキはじつに15年前に登場

3)衝突被害軽減ブレーキ

 いまや軽トラックにまで装備されるほど一般的な装備となった衝突被害軽減ブレーキ。しかし、国産車として初めて採用されたのは2003年6月に登場した4代目のホンダ インスパイアと実はかなり最近の装備となっている。

 なお、プリクラッシュセーフティシステムとしては2003年2月に登場した2代目トヨタ ハリアーが先となるが、ハリアーに搭載されたものは警報とブレーキアシストのみで、自動でブレーキ操作は行われないものだった。

4)センターピラーレススライドドア

 ダイハツ タントやホンダ N-VAN、トヨタ アイシスなどに採用されたセンターピラーレスのスライドドア機構。Bピラーをなくすことで大開口のスペースを実現でき、人の乗り降りや荷物の乗せ下ろしなどの使い勝手が大きく向上した。

 このシステムを初めて採用したのは、1982年に登場した日産プレーリーだった。プレーリーはまだミニバンという言葉が生まれる前に登場しており、「びっくり BOXY SEDAN」とセダンの新しい形というキャッチコピーを使っていたのである。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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