塗装を傷める可能性も! コロコロ水玉が気持ちいいクルマの「撥水コーティング」のデメリットとは (1/2ページ)

水玉のレンズ効果でボディを焼いてしまうことも

 洗車をして、ワックスやコーティングで保護するというのは基本。プロのコーティングをかけて、洗車だけという方もいるだろうが、いずれにしても塗装を保護しているのには変わりない。

 そのコーティングには、水がかかった場合にどうなるかでいくつかの種類がある。水膜がベタッとできる親水もあるが、一番人気なのはやはり水玉がコロコロとできる撥水だろう。水玉のコロコロ具合にも差があって、高性能なものになるとかなり玉に近くなって、見た目的にも気持ちはいい。ちなみに数値もあって、平面に対して玉がどれぐらいコロコロしているかは接触角で表すことができる。パッケージにも明記されていることもあって、選ぶ際の参考にするといいだろう。

 水玉はコロコロと落ちるし、見た目もビシッと弾くので気持ちもいいが、デメリットもある。それはレンズ効果が増してしまうことだ。レンズ効果とは、塗装面に残った雨粒に、急に日光が当たると光が集まることを指す。最悪の場合は塗装を焼いてしまい、丸いシミが発生。焼けてしまっているので、ひどい場合は磨いても落ちないこともある。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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