個性派SUVの代表格! 日産ジュークの新型モデルが欧州市場で発表

日本市場での発売は残念ながら現時点では未定

 日産自動車は、欧州にてコンパクトSUV「ジューク」の新型モデルを発表した。日産ジュークは、個性的なルックスで欧州のユーザーだけでも100万台以上を販売してきた人気モデルだ。

 フロントマスクは、最新の日産デザインの象徴ともいえるVモーショングリルを採用。また、先代ジュークの特徴だった丸形ライトも継承されている。ピラーをブラックアウトするフローティングルーフを採用したことで、クーペライクなスタイリッシュさを演出している。ボディカラーは、新色となるフジ サンセットをはじめ11色をラインアップする。

 インテリアは、後席ニースペースを5.8cm、ヘッドルームを1.1cm拡大。ラゲッジルームは焼く20%拡大して422Lとし、実用性を高めている。ダッシュボードやドアトリムなども柔らかい素材へ変更。シートはホールド性も高めてくれるアルカンターラやレザーなどをオプション設定し、高級感を演出することも可能だ。

 また、ボディやルーフのカラーの組み合わせ、インテリアカラーの選択、バンパーやサイドシル、そして19インチのアルミホイールなどを自分好みに選択が可能なNデザイングレードパッケージも用意している。

 パワートレインなどの運動性能は、全長/全幅/全高を拡大し、室内空間を広げながらも23kgの軽量化を実現。また、高張力鋼板を採用したことでプラットフォームなどの剛性を上げ、スポーティな走りを実現させている。

 エンジンは1L 3気筒直噴ターボを搭載。グレードにより6速MTと7速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)を組合わせる。7速DCTにはパドルシフトとドライブモードセレクターを装備し、ドライバーの好みによって制御を変更することが可能だ。

 安全装備はプロパイロット(2.0ではない)をはじめ、インテリジェントエマージェンシーブレーキ、道路標識を認識して車速調整を行うインテリジェントスピードアシスト、車線逸脱防止支援システムなどを搭載している。

 このほか、新しいNissan Connectインフォテイメントシステムを搭載。Apple CarPlay(R)やAndroid Autoを使用可能。さらに、車内Wi-Fi機能によりパソコンやタブレットのインターネット接続も利用可能だ。Nissan Connect Servicesアプリは、スマートフォンからクルマのドアロック状態の確認や、実際にロック/アンロックを行うことも可能。さらに、タイヤ空気圧やエンジンオイルレベルもドライブ前に確認することができる。

 新型ジュークは11月末より欧州市場へのデリバリーがスタートする。残念ながら、現時点での日本導入は未定となっている。


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