クルマに詳しくなくてもたまにはボンネットを開けるべき理由5つ (1/2ページ)

最低でも各季節の変わり目には一度点検する必要あり

 クルマというのは時間が経てば経つほど、そして走行距離が延びれば延びるほど、部品が劣化し消耗していくもの。そのため道路運送車両法により、ユーザーの定期的な点検を義務付けられている(第47条の2)。そうした義務云々を抜きにしても、肝心な時に思わぬトラブルに見舞われないよう、日常点検はユーザー自身でやっておきたいところ。

 それは、メンテナンスフリー化が進んでいる最新のクルマでも事情は変わらない。とくにエンジンルームの場合、消耗品も多く早期発見で防げるトラブルも多いので、最低でも各季節の変わり目には一度点検しておこう。具体的なチェックポイントは下記のとおり。

1)ウインドウォッシャー液の量

 ウインドウォッシャーは使えば減る。なくなると意外に不便なので、残量が3分の1以下になっていたら補充しておきたい。とくに冬場、雪道を走るときには出番が増えるので、凍結防止対策に濃度を濃い目にしたウォッシャー液を入れておこう。冬季以外でも水道水だけだと水が腐敗する可能性があるので、専用のウォッシャー液を希釈して使うのがベスト。

2)冷却水の量

 エンジン(冷却水)が冷えている時に、リザーバータンク内の液面が、上限(FULL)と下限(LOW)の間にあるかを確認。通常滅多に減ることがないので、減りが早く感じられたり、LOWレベルより低くなっていたときはどこかで冷却水が漏れている可能性があるので、整備工場へ持って行こう。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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