【正月休みにレンタカーを借りる人は要確認!】クルマによって位置や操作方法が異なるやっかいな装備7選 (2/2ページ)

微妙な操作の方法の違いが混乱を招く!

4)パドルシフト

 ステアリングの裏にあるレバーを押したり引いたりすると、シフトチェンジが可能。DCTや多段ATだと小気味よくシフトできて楽しいが、押してシフトダウンかアップかがバラバラ。通常のDレンジに戻すのも両方を引っぱり続けたり、放置していると自然に戻るなど、統一は取れていない。最近は引っ張り続けると戻るクルマが増えているようには思う。

5)トランク

 セダンのトランクやハッチバックのゲートなど、外から開けられる場合と開けられない場合がある。手を入れて開くと思ったら、運転席から開けないダメなどけっこう混乱する。信号待ちでトランクを開けられて荷物を持ち去られることがないようになど、そのときどきの事情が反映されることが原因のひとつだったりする。

6)キーレスでのドアロック&アンロック

 キーをポケットに入れて、ドアノブに触れるとドアロックを解除。そのとき触れるだけで解錠される場合と、ドアノブを引くのとにわかる。また、かけるときはまた触れる場合とボタンを押す場合とに分かれるなど、微妙に違ったりして戸惑うことがある。

7)距離計など

 その昔は距離計と積算計だけで、それぞれ表示自体がわかりやすかったし、リセットの方法も簡単だったが、最近はまず距離計などの表示をどこで変えればいいのかを探すのがひと苦労。わかったとしても、メンテナンス指示や東西南北などと一緒になっていて、切り替えも大変だったりする。クルマによって違うからなおさらだ。

 自分のクルマなら慣れてしまえば問題なしとも言えるが、レンタカーや借りた場合に戸惑うこともある。統一できるところは、規格として統一してほしいところではある。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
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レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
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