ラグジュアリーとスポーティの融合! 新型BMW X6が発売開始 990万円から

ディーゼルと高性能ガソリンエンジンの2本立て!

 ビー・エム・ダブリューは、SUVとクーペを見事に融合させたSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)の代表格であるBMW X6の新型モデルを発売した。メーカー希望小売価格(税込み)は、990万円(xDrive 35d)〜1395万円(M50i)。

 エクステリアデザインは、BMWの象徴といえる大きなキドニーグリルを備えたフロントマスクが特徴的。ヘッドライトは従来モデルよりも直線的で鋭くなり、車両全体に低重心かつワイドな印象を与えている。

 リヤは細長くのびるL字型のテールランプを採用し、ワイド感を強調。同時に縦に厚みのあるどっしりとしたシルエットを形成する。

 また、注目はBMWとして初めて採用したキドニーグリルのライトアップ機能「キドニーグリル・アイコニックグロー」だ。ブランドの象徴を輝かせることで立体的に見せることが可能となる、夜間のドライブでかつてない存在感を演出する機能だ。

 M50iは、Mパフォーマンスモデル専用色となるセリウムグレーを、キドニーグリルやエアインテーク、エアブリーザーやミラーキャップに採用している。

 パワートレインは今回2種類を導入する。直6クリーンディーゼルと、サーキット走行も難なくこなす4.4L V8というラインアップ。前者は265馬力(195kW)/4000rpm、620Nm/2000-2500rpmを発揮し、0-100km/h加速は6.5秒を実現。高回転域では心地いいサウンドを奏でながらも、通常走行では静粛性も高く保たれている。

 パワフルな4.4L V8は、530馬力(390kW)/5500rpm、750Nm/1800-4600rpmというスペックを誇る。4輪駆動システム「BMW xDrive」やMディファレンシャルによって、ドライ路面はもちろん悪路でも安定したコントロール性とスポーティな走りを披露してくれる。また、標準装備のMスポーツエキゾーストシステムを搭載し、官能的な排気音を奏でる。

 インテリアはBMWの最新デザインコンセプトを採用。10.25インチのコントロールディスプレイと12.3インチのフルデジタルメーターパネルを備え、先進的な空間に仕立てられている。シートは表面の加工がすっきりと見え、上品な雰囲気をもつヴァーネスカ・レザーを標準装備。座り心地も柔らかく、上質なドライブを堪能できる。また、オプションとして透明度の高いクリスタルで作られたシフトノブなど、さらに高級感を高める装備もラインアップしている。

 もちろん、ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能や、インテリジェントパーソナルアシスタント、コネクテッドドライブなど先進装備も充実させた。


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