【ウエットと見分けがつかない恐怖のブラックアイスバーン】濡れた路面より3.5倍も制動距離が伸びる凍結路面を見分ける方法と走り方とは (1/2ページ)

【ウエットと見分けがつかない恐怖のブラックアイスバーン】濡れた路面より3.5倍も制動距離が伸びる凍結路面を見分ける方法と走り方とは

暖冬で雪が少ない道ほどアイスバーンになりやすい!

 今シーズンは1月になっても暖冬傾向で、各地で雪が少ないといわれているが、雪国なのに雪が少ない道ほどアイスバーンになりやすいので要注意。

 氷雪道には、新雪、圧雪、シャーベット、そして路面が凍結した状態になるアイスバーンがあり、アイスバーンにも積もった雪がタイヤで押しつぶされた圧雪アイスバーンと、交差点などで、停車したクルマの熱で雪が溶け、あるいは制動・発進時のタイヤの摩擦で、路面が磨かれ、それが再凍結したミラーバーン、そして路面が濡れたような状態で、表面が薄く凍っているブラックアイスバーンの3種類がある。凍結路面の走り方

 スタッドレスタイヤは、雪道にはかなり強いが、凍結路面ではそれほどグリップしてくれないので注意が必要。とくにブレーキが利きづらくなるので気をつけよう。凍結路面の走り方

 雪道では、乾いた路面よりも2.4倍の制動距離が必要になるが、ミラーバーンだと8倍もの制動距離がないと止まれない。なので、路面がツルツル、テカテカ光っているところはアイスバーンだと思って、できるだけ避けて、慎重に走ること。凍結路面の走り方

 なかでもブラックアイスバーンは、見た目では濡れた路面と区別がつかないので、非常に厄介で危険。JAFのテストでも、濡れた路面なら40km/hから20mで停止できたクルマが、ブラックアイスバーンでは、69.5mと、その差は約3.5倍というデータがある。

 見た目が同じなのに、これだけ滑りやすさが違うのは大問題なので、雪道を走っているときに黒く濡れた路面が出てきたら、ブラックアイスバーンだと思って、最徐行しよう。とくに夜間や朝方、日陰になる部分、橋の上、トンネルの出入り口では、ブラックアイスバーンになりやすいので、細心の注意が必要だ。

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