電池やモーターは自社製じゃない! ソニー製電気自動車「ヴィジョンS」はどこが「ソニーらしい」のか (2/2ページ)

CMOSイメージセンサー事業が大きく関わっている

 CMOSと言われても、あまり馴染みのない方が多いだろう。画像を認識するイメージセンサーで使われる回路の論理である。要するに、自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)向けなど、車載カメラで使われる技術である。

 自動ブレーキは2019年から夜間の歩行者保護がアセスメントとして採用され、また2021年から新車での搭載が義務化されるなど、自動車産業では今後も大きな伸びしろがある分野だ。

 ソニーはテレビ局向けの撮影機材などを通じて、画像認識に関連する高い技術がある。そうしたリソースを自動車向けに応用したことが、CMOSイメージセンサーにつながっている。2019年にはCMOSイメージセンサーを中核とする画像認識事業で、年間1兆円を超える売り上げを記録している。

 今後、自動車メーカーやベンチャー企業で、より高い自動運転レベルの量産が進むことは確実な情勢であり、ソニーのCMOSイメージセンサー事業がさらに成長する可能性が高い。


桃田健史 MOMOTA KENJI

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