【取り締まり中の看板は必要ない?】移動オービスに事前警告がないワケ (1/2ページ)

移動式オービスには事前警告の看板を設置しないと言い切っている

 以前リポートしたように、現在、オービスによる取り締まりに異変が起きている。固定式のオービスが続々と撤去され、代わりに移動オービスの導入が急ピッチで進んでいるのだ。移動オービスはとはその名のとおり、三脚の上に小さな箱形のレーザー測定機&カメラが付いているもので、どこにでも設置できる機動力の高さが特徴だ。

 神出鬼没という点では、移動オービスとネズミ獲りは同じに思えるが、速度を自動で測定して、記録までしてくれるという点でネズミ獲りとは大きく異なる。少人数で運用できるのは大きなメリットだし、なにより、どこでも取り締まりができるのは今までにない点となる。

 しかし、移動オービスについて、問題はいろいろと指摘されている。そのひとつが、事前警告がないということ。固定式の場合、「速度自動取り締まり中」や「速度超過」といった警告板があり、その先に設置されていたが、移動オービスの場合はそれがないし、運用元の警察も設置するつもりはないと言い切っている。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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