クルマ好き昭和オヤジの「当たり前」が通用しない! イマドキの自動車メンテ新常識 (2/2ページ)

交換頻度が減ったり交換サイクルが伸びているものもある!

3)冷却水

 エンジンの素材などが理由で、車検ごとに交換していたが、現在は新車からの初回交換は16万kmもしくは7年ごとと、下手をすれば一生交換しなくてもいいほど。ちなみに2回目は短くなって、8万km/4年後になる。

4)エアクリーナー

 昔から役割や構造は変わらないので、ロングライフ化しなくてもよさそうだが、5万kmごとというのが多い。昔は3万kmごとが多かったので、少しロングライフ化だ。

 以上、ロングライフ化において、今までの常識が通じないポイントを4つあげてみたが、今後もこの傾向は進むのは確実だろう。はっきりとした時期の変化は出せないが、タイヤもロングライフ化に力を入れている。

 ただ、ATのフルードなど、高性能化によって負担が増えて、逆に交換時期が短くなっているものもあるのは面白いところだ。そもそもATのフルードは、無交換という時代もあったほど。今後はさらなる常識の変化にも注目していきたい。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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