ある日気がつく「愛車ボロくない?」 じわじわ劣化が進むポイントと蘇らせる手段 (1/2ページ)

愛車をよく確認すると思ったよりヤレていることも

 毎日乗っているとあまり気にならないが、クルマは乗れば乗るほど消耗してしまうもの。ある日、じっくりチェックしてみると、意外とヤレていることに気づかされるものだ。さすがに新車のときのようにとまではいかなくても、少しでもリフレッシュしたい! と思ったら、どのあたりに手を加えれば効果的なのだろうか?

1)塗装の劣化

 ボディカラーや保管方法にもよるが、ボディの塗装は時間とともに劣化してしまうもの。屋外駐車であったり、洗車やワックス、コーティング掛けなどの手入れの有無だったりなど状況は大きく変わってしまう。

 そんな劣化してしまった塗装を蘇らせるに一番確実なのは、すべて塗りなおす「全塗装」と言われる手段だろう。しかし、その費用は安くても数十万円~というのが一般的で、キズや凹みをどこまで直すのか、部品はどこまで外して塗るのか、ボンネット裏やドアの内側などはどうするのか、と選択肢はほぼ無限大。こだわればこだわるほど当然費用は高くなり、100万円オーバーも大げさな話ではない。

 一生を共にする覚悟の愛車であれば、なくはない選択肢であるが、もう少し手軽にやりたいのであれば、「磨き&コーティング」がオススメだ。費用は数万円~と比較的手ごろで、塗膜の表面を研磨して一皮むいてからコーティングをするイメージなので、くすんだボディが蘇る可能性も高い。

 もちろん、塗装やクリアが剥がれてしまっていたり、色が褪せきってしまっていたりするような状態では復活は難しいが、そうでなければやる価値はあるだろう。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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