もうちょい頑張れば完璧なのに! 評価の高い最新車7台の「残念な」ところ (2/2ページ)

安全性能は早めの進化を希望したい

4)ダイハツ・タント「乗り心地の悪さと自動ブレーキの性能の低さ」

 ダイハツとしては新世代の設計思想となるDNGAコンセプトで開発された1号車となるタント。高いコストパフォーマンスを持ち、「これはこれでアリ」と思える軽スーパーハイトワゴンである。

 ただタントは軽スーパーハイトワゴンとしては目が覚めるようなシャープなハンドリングと引き換えになってしまったのか、乗り心地の悪さと、それ以上に自動ブレーキの性能の低さが大きな弱点だ。自動ブレーキに関しては最近登場した同社の軽クロスオーバーとなるタフトで性能を大きく高めているようなので、ダイハツらしく早急なアップデートを行ってほしい。

5)ダイハツ・ロッキー&トヨタ・ライズ「イマイチなハンドリングと乗り心地、自動ブレーキの性能の低さ」

 DNGAコンセプト第2弾となるロッキー&ライズは、5ナンバーサイズかつ広いSUVといういかにも売れそうなジャンルのモデル。搭載される1リッター3気筒ターボのドライバビリティ(運転のしやすさ)も良好と、絶好調となっている販売も納得はできる。

 しかしタント同様の自動ブレーキの性能の低さは非常に残念で、ハンドルの切り始めのフィーリングが良くないハンドリングと、イマイチな乗り心地も要改善だ。自動ブレーキだけでも前述したタフトのものになれば、歯切れよく人にすすめられるコンパクトSUVになりそうなので、早急な改良を期待したい。


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