MAZDA3は外装も内装も美しい! おすすめのカスタムパーツも紹介 (2/2ページ)

魂動デザインの美しさを際立たせるボディカラーも魅力!

人もクルマも安定感抜群の乗り心地

 実際に乗ってみると、スカイアクティブ・ビーグル・アーキテクチャーの効果がよくわかるだろう。クルマが向きを変えても、頭の動きはないに等しい。これは低速のみならず、交差点の右左折、車速を上げたS字カーブが連続するようなワインディングロードの走行でも威力は絶大だ。シート座面と太股裏をしっかりと密着させることができるサイサポート機能によって最適なドライビングポジションを決めると、高速レーンチェンジや山道走行でも、上半身に自由度がありつつ、お尻と腰がしっかりとホールドされ、安定した姿勢を保つことができる。

 MAZDA3は走行安定性も抜群だ。大径ステアリングによるステアリングレスポンスの良さ、リヤタイヤの踏ん張りの良さのバランスが良い。ブレーキも日常的な踏み始めからのタッチはソフトで踏みやすい。一方、緊急時など急制動を要する場合には、ガッチリとした剛性感と制動性を持っている。

 しっとり滑らかな加速フィールと、軽快感が魅力のファストバックに対して、ガソリンモデルはより落ち着き感ある操縦性が特徴だ。直進安定性も高く、テストコースでの試乗では140km/hでも安定した走りを見せた。

MAZDA3はアクセサリーも充実

 MAZDA3には自分のセンスやライフスタイルに合わせて自らアクセサリーを選び、カスタムする楽しみとして、新世代アクセサリーを用意する。MAZDA3が発売される前、マツダは2019年の大阪オートメッセでハッチバックモデル(北米仕様)の「カスタムスタイル」を参考出品した。外装にはフロントスポイラーやサイドステップ、リヤアンダースポイラーのエアロパッケージとドアミラーのカバーを装着。内装にはフロアマットやペダルカバー、ドアを開けた時に足元にあるスカッフプレートなどを用意した。さらに、スポーツマフラー、前後30mm下げられる車高調整式サスペンションと18×7.0JのBBS製鍛造アルミホイールなどを装着していた。これらのパーツはショー用の車高調とマフラーを除いてオプションとして設定されている。

 国内で用意されているアクセサリーパッケージはスポーティさや上質さをより際立たせた「シグネチャースタイル」、クルマに乗り込むたびにさらなる高揚感を掻き立てる「プレミアムセレクション」、さらに安全性を高めて心にゆとりをもたらす「セキュリティ&セーフティセレクション」、新たなカーライフを迎える人向けの「スターターパッケージ」の4種類だ。

 ファストバック専用のエクステリアキットシグネチャースタイルはフロントアンダースカートやリヤルーフスポイラーなどのエアロパーツと、BBS社製鍛造アルミホイールで構成される。プレミアムセレクションではスポーツペダルやスカッフプレート、フットランプ&イルミネーションを装備して、機能美をより向上させた。

 セキュリティ&セーフティセレクションは2カメラドライブレコーダーやコネティッドサービスの対象車はクルマの異常をスマートフォンに通知するバーグラアラーム、バックカメラに付着した水滴を飛ばすバックカメラクリーナーを用意。スターターパッケージではフロアマットやETC車載器、ナビゲーション用SDカードアドバンス、ナンバープレートホルダーとロックボルトをセットした。

マツダ車の長所

 マツダ車の特筆すべき特徴は、やはり魂動デザインの美しさにある。クルマづくりにおいて「クルマを単なる移動の道具だとは思わず、ドライバーとクルマの関係をまるで愛馬と心を通わせるかのように、エモーショナルなものにする」考えが浸透している。そもそも、魂動デザインの意味はクルマに命を与える、魂を与えるという意味を込めた「魂動-Soul of Motion」というデザイン哲学から来たもの。2012年に登場したCX-5を皮切りに、魂動デザインを用いることで車種ごとではなく商品群として一貫性を持たせ、マツダ車の魅力を訴求する。

 また、マツダの塗装技術「匠塗」ならではの特別な塗色として用意される「ソウルレッド・プレミアム・メタリック」と「マシーングレープレミアムメタリック」はマツダ車のイメージカラーとして確立しつつある。マツダは「カラーも造形の一部」として考え、人の心をつかんで離さない“世界一”の赤を目指した魂動デザインを象徴するソウルレッドと、マツダが培ってきたマシーンの美学を追求し続ける企業としてのヘリテージを表現したマシーングレーを誕生させた。どちらも魂動デザインの美しさを際立たせ、ユーザーを魅了し続けている。

気になる価格について

 新型MADZA3各グレードの価格は以下の通り(すべて税込)。

スカイアクティブX ファストバック

「X PROACTIVE」(AT、MT):2WD 319万8148円、4WD 343万4648円

「X PROACTIVE Touring Selection」(AT、MT):2WD 331万9148円、4WD 355万5648円

「X L Package」(AT、MT):2WD 338万463円、4WD 361万6963円

「X Burgundy Selection」(AT、MT):2WD 345万1963円、4WD368万8463円

「X 100周年特別記念車」(AT、MT):2WD 370万3843円、4WD 394万343円

スカイアクティブX セダン

「X PROACTIVE」(AT):2WD 319万8148円、4WD 343万4648円

「X PROACTIVE Touring Selection」(AT):2WD 331万9148円、4WD 355万5648円

「X L Package」(AT):338万463円、4WD 361万6963円

「X 100周年特別記念車」(AT):2WD 370万3843円、4WD 394万343円

スカイアクティブG ファストバック

「15S」(AT):2WD 222万1389円、4WD 245万7889円

「15S」(MT):2WD222万1389円

「15S Touring」(AT):2WD 231万5989円、4WD 255万2489円

「15S Touring」(MT):2WD 231万5989円

「15S 100周年特別記念車」(AT):2WD 289万3869円、4WD 313万369円

「15S 100周年特別記念車」(MT):2WD 289万3869円

「20S PROACTIVE」(AT):2WD 251万5741円、4WD 275万2241円

「20S PROACTIVE Touring Selection」(AT):2WD 263万6741円、4WD 287万3241円

「20S L Package」(AT):2WD 269万8055円、4WD 293万4555円

スカイアクティブG セダン

「15S」(AT):2WD 222万1389円、4WD 245万7889円

「15S Touring」(AT):2WD 231万5989円、4WD 255万2489円

「15S 100周年特別記念車」(AT):2WD 289万3869円、4WD 313万369円

「20S PROACTIVE」(AT):2WD 251万5741円、4WD 275万2241円

「20S PROACTIVE Touring Selection」(AT):2WD 263万6741円、4WD 287万3241円

「20S L Package」(AT):2WD 269万8055円、4WD 293万4555円

スカイアクティブD ファストバック

「XD PROACTIVE」(AT):2WD 279万741円、4WD 302万7241円

「XD PROACTIVE Touring Selection」(AT):2WD 291万1741円、4WD 314万8241円

「XD L Package」(AT):2WD 297万3055円、4WD 320万9555円

「XD Burgundy Selection」(AT):2WD 304万4555円、4WD 328万1055円

「XD 100周年特別記念車」(AT):2WD 329万6436円、4WD 353万2936円

スカイアクティブD セダン

「XD PROACTIVE」(AT):2WD 279万741円、4WD 302万7241円

「XD PROACTIVE Touring Selection」(AT):2WD 291万1741円、4WD 314万8241円

「XD L Package」(AT):2WD 297万3055円、4WD 320万9555円

「XD 100周年特別記念車」(AT):2WD 329万6436円、4WD 353万2936円

ベストカスタム!? 100周年特別記念車とは

 マツダは2020年1月30日(木)に100周年を迎えた。「あくなき挑戦のスピリットに共感し、マツダを支えてくれたユーザーへの感謝を込めた」100周年特別記念車が登場し、2021年3月31日(水)まで期間限定でオーダーを受ける。

 この特別記念車は1960年に登場したマツダ初の乗用車である「R360クーペ」をモチーフに、ボディカラーは白の限定色に統一し、インテリアにはバーガンディ色を取り入れて再現した。より多くの人に興味を持ってもらうため、国内登録車のラインアップ全車に設定しており、MAZDA3や「デミオ」改め「MAZDA2」なども例外ではない。次の100年に向けて「マツダらしさ」がどのように進化していくのか、今後も目が離せない。


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