ルノー・日産・三菱の「関係強化」で何が起こる? 気になる「新登場車種」とは (1/2ページ)

ルノー・日産・三菱の「関係強化」で何が起こる? 気になる「新登場車種」とは

各社がラインアップする車種の選択と集中が進む

 日産は2019年度決算発表の前日、ルノー日産三菱アライアンスは3社による新たなる取り組みについて公表した。言い方を変えると、アライアンスが全体の方向性を示し、それに従って日産の将来構想がある、ということだ。

 そのアライアンスについて、3社のトップが記者会見のなかでもっとも強調したのが「リーダーとフォロワー」という考え方である。一般的な表現でいえば、選択と集中だ。つまり、餅屋は餅屋、役割分担、ということである。

 とはいえ、そもそもアライアンスとは、協業する各社の強みを生かすことであり、選択と集中について「何をいまさら」という感じもある。それでも、あえて今回「リーダーとフォロワー」と銘打ったということは、「切るものは、思い切って切る」「変えるものは、思い切って変える」という経営サイドからの強い意志表示だと受け取るべきだと思う。

 では今後、どんなモデルが登場するのだろうか? 端的に、兄弟車が増える。「標準化を従来のプラットフォームからアッパーボディまでの適用に拡大」と明記しているからだ。その上で、仕向け地(販売する国や地域)を明確に分けることになる。例としては、日産の北米向け「ローグ」と日本向け「エクストレイル」。さらに、欧州向けを強く意識してPHEV機能搭載の三菱「アウトランダー」という展開がある。

北米向けSUVの日産ローグ

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