トヨタ・ハイラックスがマイナーチェンジ! よりアグレッシブな雰囲気に変身し燃費も向上

燃費や悪路走破性も向上させている

 トヨタ自動車は、ピックアップトラック「ハイラックス」をマイナーチェンジした。よりアグレッシブなエクステリアデザインに生まれ変わっている。メーカー希望小売価格(税込み)は、347万1000円(X)〜387万6000円(Z)。

 2017年に登場した現行モデルは、久々に日本市場でハイラックスの名が復活し話題となった。国内唯一のピックアップトラックとして、レジャーなどで活用したいアクティブなユーザーからビジネスシーンで使いたいユーザーまで、幅広い層に愛されている。

 今回のマイナーチェンジでは、雰囲気を変えたフロントマスクが特徴的。「Tough & Recreational」をデザインコンセプトとし、タフさや力強さを感じさせる、乗っていてワクワクするような楽しさを表現したスタイリングに仕立てられた。

 台形の大型フロントグリルを採用したことで、厚みのある顔つきへ変身。アグレッシブな雰囲気を際立たせている。日本専用のデザインとしてバンパーガードガーニッシュを採用。これによりアクティブなイメージを倍増させた。上級モデルのZグレードはバイビームLEDとしたことで、先進的な顔つきも演出する。

 ボディカラーは、オフロード走行でも映えるオキサイドブロンズメタリック、質感の高さも感じさせるダークブルーマイカの2色を新たに加えた全5色を用意する。

 インテリアは、エントリーモデルのXグレードにもオプティトロンメーター+4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを設定。瞬時に情報を読み取れるように視認性を高めている。メーター自体もリングをメッキ化するなど、質感も向上させた。

 外観変更だけでなく、パワートレインも手が加えられた。ディーゼルエンジンを改良し、アイドリングストップ機能もプラスしたことでWLTCモード燃費は11.7km/Lを実現(従来型より約15%以上向上)。

 サスペンションの改良とパワステのオイル流量を制御するVFC機能を追加したことで、操縦安定性と乗り心地を向上。さらに、Zグレードはプリクラッシュセーフティやレーンディパーチャーアラート(ヨーアシスト機能付き)などの安全装備、静止物の接近を表示とブザーで蛍光するクリアランスソナー&バックソナーを標準装備とした。

 さらに、ZグレードはオートLSDも追加。これはコーナリング時や悪路において左右駆動輪にトルクを適切に配分することで、トラクション性を向上させて高い車両コントロール性能を実現するものである。

 見た目だけではなく運動性能も進化した新型ハイラックスの月販目標台数は400台。全国のトヨタ車両販売店にて、8月19日より発売されている。


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