ハイブリッドの代名詞! 名車プリウスの歴史や最新型のスペック・販売価格を紹介 (2/2ページ)

■新型プリウスの諸元&価格表

基本スペック

 全長×全幅×全高:4575mm×1760mm×1470mm
ホイールベース:2700mm
エンジン排気量:1797cc
エンジン最高出力:72kW(98PS)・5200rpm
エンジン最大トルク:142N・m(14.5kg-m)/3600rpm
フロントモーター最高出力:53kW/72PS
フロントモーター最大トルク:163N・m/16.6kg-m
リヤモーター最高出力(E-Four):5.3kW/7.2PS
リヤモーター最大トルク(E-Four):55N・m/5.6kg-m
乗車定員:5名
フロントサスペンション:ストラット
リヤサスペンション:ダブルウイッシュボーン
フロントブレーキ:ベンチレーテッドディスク
リヤブレーキ:ディスク
トランスミッション:電気式無段変速
バッテリー種類:リチウムイオン
バッテリー種類(E-Four):ニッケル水素

価格表(税込)

 E:260万8000円
駆動方式:2WD
WLTCモード燃費:32.1km/L
車両重量:1320kg
タイヤサイズ:195/65R15

 S:265万5000円
駆動方式:2WD
WLTCモード燃費:30.8km/L
車両重量:1350kg
タイヤサイズ:195/65R15

 S E-Four:285万3000円
駆動方式:4WD
WLTCモード燃費:28.3km/L
車両重量:1450kg
タイヤサイズ:195/65R15

 S”ツーリングセレクション”:282万6000円
駆動方式:2WD
WLTCモード燃費:27.2km/L
車両重量:1360kg
タイヤサイズ:215/45R17

 S”ツーリングセレクション”E-Four:302万4000円
駆動方式:4WD
WLTCモード燃費:25.4km/L
車両重量:1460kg
タイヤサイズ:215/45R17

 A:291万円
駆動方式:2WD
WLTCモード燃費:30.8km/L
車両重量:1360kg
タイヤサイズ:195/65R15

 A E-Four:310万8000円
駆動方式:4WD
WLTCモード燃費:28.3km/L
車両重量:1450kg
タイヤサイズ:195/65R15

 A”ツーリングセレクション”:307万7000円
駆動方式:2WD
WLTCモード燃費:27.2km/L
車両重量:1370kg
タイヤサイズ:215/45R17

 A”ツーリングセレクション” E-Four:327万5000円
駆動方式:4WD
WLTCモード燃費:25.4km/L
車両重量:1460kg
タイヤサイズ:215/45R17

 Aプレミアム:324万8000円
駆動方式:2WD
WLTCモード燃費:30.8km/L
車両重量:1370kg
タイヤサイズ:195/65R15

 Aプレミアム E-Four:344万6000円
駆動方式:4WD
WLTCモード燃費:28.3km/L
車両重量:1450kg
タイヤサイズ:195/65R15

 Aプレミアム”ツーリングセレクション”:335万9000円
駆動方式:2WD
WLTCモード燃費:27.2km/L
車両重量:1380kg
タイヤサイズ:215/45R17

 Aプレミアム”ツーリングセレクション” E-Four:355万7000円
駆動方式:4WD
WLTCモード燃費:25.4km/L
車両重量:1460kg
タイヤサイズ:215/45R17

■プリウスの派生モデル

プリウスα

 まずはワゴンボディのプリウスαだ。2011年に登場したプリウスαは、全長4615mm×全幅1775mm×全高1575mmというボディサイズで、2列シートの5人乗りと3列シートの7人乗りを用意。5人乗りはニッケル水素バッテリー、7人乗りはリチウムイオンバッテリーと搭載バッテリーが異なる。2014年にはマイナーチェンジが行われて、内外装が意匠変更された。全幅と全高は変わらないものの、全長は4630mmに伸びている。

プリウスPHV

 外部充電を可能にしたプリウスPHVは2012年に市販された。100Vで180分、200Vの場合90分で満充電が可能となり、JC08モードでのEV航続距離は26.4kmというもの。

 バッテリーはリチウムイオンだが、システムは基本的に3代目プリウスと同じものとなり、エンジンスペックは99馬力/14.5kg-m、モータースペックは82馬力/21.1kg-m。最大で100km/hまでEV走行ができるという内容だった。充電を使い切ったあとは通常のハイブリッド車として走行でき、その際の燃費はJC08モードで31.6km/L。

 プリウス自体がフルモデルチェンジしていたことを受け、2017年にはプリウスPHVもフルモデルチェンジを行った。

 満充電からのEV走行可能距離は大幅に伸びてJC08モード燃費で68.2km(WLTCモードで60km)を達成。充電も従来の100V、200Vの普通充電に加えて、急速充電も可能となった。さらにEVモードでの最高速は135km/hと、日本の公道をすべてカバーできる領域まで引き上げられている。

 エンジンスペックは98馬力/14.5kg-m。モーターは、駆動用モーターに加えて発電用モーターも駆動に使えるデュアルモータードライブシステムを採用。スペックは72馬力/16.6kg-m+31馬力4.1kg-mというもの。

 注目はSとS”ナビパッケージ”にオプション設定されたソーラー充電システム。ルーフをソーラーパネルにすることで、コンセントを繋がなくてもバッテリーに充電できるという内容となっている。

■記事まとめ

 世の中にハイブリッド車を広めるという、自動車史に残る偉業を成し遂げたトヨタ・プリウス。世界的にみてもハイブリッドの代名詞的存在となっており、ブランド価値も高い。益々世界的に進む自動車の電動化の流れのなかで、第一人者のプリウスがどのような進化を遂げるのか、注目してほしい。


新着情報