トヨタ全店舗全車種取り扱いで「消える兄弟車」多数! ディーラーの「売り方」には既に差 (1/2ページ)

トヨタ全店舗全車種取り扱いで「消える兄弟車」多数! ディーラーの「売り方」には既に差

ディーラーでは一番売りたいモデルを積極的に展示している?

 2020年9月15日に大人気コンパクトMPVであるトヨタ・ルーミーがマイナーチェンジを実施した。そして、このマイナーチェンジのタイミングで兄弟車のタンクが廃止となっている。2020年5月に実施した、一部車種を除く、トヨタブランド全車種のトヨタ系全店舗での取り扱い“全店併売化”実施以降、レジアスエースやサクシードといった商用車は廃止となっていたが、乗用車ではタンクが初めての廃止となるだろう。

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 同じ店で、複数の兄弟車を取り扱うというのはどう見ても非効率というか、現場のセールスマンとしては“売りにくい”というのは確実であろう。例えばノア系ならば、ノアのほかヴォクシーやエスクァイアといった3兄弟を同じ店で扱っている。このようなケースでは、「商談前にお客さまへ兄弟車の存在をご説明し、どれを購入希望車として商談を進めるかを決めていただきます」とは現場のセールスマン。またこのセールスマンは「過去にもノアとヴォクシーには、似たようなコンセプトの特別仕様車が用意されることがありましたが、取り扱い店が異なっていたこともあり、装備内容が微妙に異なっていました。しかし、最近は装備内容が共通化されています」とも語ってくれた。

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 まずは買う側が選ぶということだが、トヨタ系ディーラーへ行くと“流れ”のようなものを感じ取ることができる。前述したノア系では、店頭の横断幕や試乗車などの様子をみると“ヴォクシー”がイチ押しの様子。アルファード&ヴェルファイアでは、店内にたいていアルファードの大型ポスターが貼ってあり、完全にアルファードがイチ押しとなっている。「候補に残されるのは、ヴォクシーとアルファードだな」と感じることができる。

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 すでにアルファードを積極販売するような、“アルファードノルマ”というものも課されているようで、販売台数でもアルファードがヴェルファイアに大差をつけている。「ここまで差が付くと、リセールバリューを考えると“アルファード押し”になるのは自然の流れです」とは前述のセールスマン。ヴェルファイアはすでに“堀を埋められた”状態となっているようだ。ノア系ではヴォクシー押しが目立つが、現場では「ノアも知名度は高いので……」と、まだまだノアに一本化されるかもしれないとの“読み”も聞くことができる。

 ただ、スペイド&ポルテなどでは、どちらかが残るのではなく、両車とも生産終了になるのではないかとの情報も流れている。2012年にポルテの2代目がデビューしたときにスペイドもデビューしている。助手席の大きなスライドドアが好評で根強いニーズがあるのだが、すでに8年が経過しているだけに、このまま両車フェードアウトという可能性が高い。

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