クルマのタイヤの空気充填は「自転車の空気入れ」でも普通にできた! 日常的にやっているライターが語る

自動車用バルブと同形状のアタッチメントを使えば可能!

 空気圧管理はタイヤメンテナンスの基本。自然に空気は抜けていくものなので、月に1回、給油ついででいいので、点検と必要に応じて補充を行ってやるというのが、操安性や燃費、さらにはタイヤ自体の寿命を伸ばすための基本だったりする。

 しかしハイブリッド全盛で給油する機会は減少。そして電気自動車ともなると、給油しにガソリンスタンドには行かないので、空気圧を確認する機会は激減と言っていい。そこで、高価なものではなくともいいので空気圧計を車載しておいて、自分でチェックするようにしたい。

 しかし、問題は減っているときだ。クルマのタイヤというと、圧が高そうで専用の空気入れやコンプレッサーを使わないと入れられないと思いがちだが、じつは自転車の空気入れでも簡単に入るのだ。実際、オカルトグッズ評論家でもあるワタクシは、不思議なエネルギーによって乗り心地がよくなる空気が出てくるように改造された自転車の空気入れで、セコセコと入れている(写真はイメージ)。

 問題は自転車とクルマでは、空気を入れるバルブの形が違うこと。最近では、ボールや自転車では数種あるタイプに対応するため、いろいろなアタッチメントが付いている空気入れがあるが、その中に自動車にも合うのが入っていることがほとんどなので、そういうタイプを選べばいいし、変換のアダプターも売っている。クルマに入れられるということはバイクにも入れられるので、入れられるようにしておくとなにかと便利だ。

 そして最大(?)の問題は、沢山入れる場合、何度もスコスコやらないと入らないことだろうか。完全に抜けた状態から入れたことがあるが、かなり体力がいるというか、普段上下に動かすという動作をあまりしないだけになおさらつらい。だが点検してからの補充なら数回で入るので問題はない体力の消耗具合なので、チャレンジしてみてほしい。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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