最新車と比べると圧倒的な差! なぜ昔のクルマの「ハンドル」は大きいのか? (1/2ページ)

最新車と比べると圧倒的な差! なぜ昔のクルマの「ハンドル」は大きいのか?

回すために必要な力はハンドル径に比例する

 国産車でいえば、昭和のクルマ、1980年代のクルマは乗用車でもハンドル径が大きいクルマが多かった。なぜ大きかったかというと、パワーステアリングが普及していなかったというのが最大の理由。ハンドルを回すために必要な力は、ハンドル径に比例する。

 回転軸(支点)から伸びる出っ張り(作用点までの距離)が長ければ長いほど、梃子の原理が働き、出っ張りが2倍になれば、力は1/2でも同じ回転力が得られるので、大径ステアリングほど操作が軽くすることができる。

【関連記事】【クルマが傷む】駐車時の「据え切り」やっていませんか?

旧車のハンドルはなぜ大きかったのか画像はこちら

 また路面からのキックバックも少なくなり、ステアリング操作に対する車体の反応もマイルドになるので、路面が悪く、車体が軽く、パワステがない時代のクルマは大径ハンドルが好まれた。

 ベンツなどは80年代後半まで、かなり大径ハンドルにこだわっていたことでも知られている。アウトバーンを高速で移動することを考えれば、ハンドルはクイックでない方が落ち着いて走れるし、肩幅に近い幅のハンドル径の方が、握ったときに自然で疲れにくいと考えていたからといわれている。

画像ギャラリー


新着情報