【試乗】新型レヴォーグで雪を求めてロングドライブ! 「疲労の少なさ」と「走る楽しさ」は圧巻 (1/2ページ)

ドライブモードの「味変」ができるのもこのクルマの魅力

 乾いたアスファルトの上から始まった新型レヴォーグSTI Sportとのドライブ。

 日本の生活道路にマッチしたボディサイズのおかげで走り出しから気心の知れた相棒感が漂うから頼もしい。新型はカッチリと作り込まれた車体とそれに組み付けられるさまざまなデバイスが緻密に連携し、一層増した走りの一体感や軽快感が特筆もので、「あ~、これこれっ」とニンマリしながら山間部に向かったのでした。新型レヴォーグとのドライブは数ヵ月ぶりだけど、目隠しをして走ってもこのドライブフィールはきっとわかるに違いない。それに新開発『アイサイトX』に備わる新世代のアイサイトの実力は走行性能の進化した新型レヴォーグに搭載されることよってその真価も増しています。

 それはやがて乾いたアスファルトもあればウエット、雪、シャーベット、ところによりアイスなどさまざまな冬ならではの路面状況や走行シーンで改めて最新モデルの頼もしさを知ることになるのだけれど、クルマはお洋服のように季節ごとに衣替えをして性能調整をするわけではなく、ある意味マルチな性能や機能が“基本性能”として与えられていることでオールシーズン、オールウエザーをカバーしてくれる。スバルの代表的な技術と言えば独自の4WDシステムである『シンメトリカルAWD』を採用していることでカバー力が強まっているのは間違いなし。ただし、タイヤは冬用に履き替えなければなりません。

 今回は横浜ゴムのスタッドレスタイヤ、アイスガード6が装着されているレヴォーグSTI SPORT EXとの初ウインタードライブが実現。新型レヴォーグを紹介するというのは最新のスバルを紹介するのと同じくらい随所に革新的とも言える進化ぶりが詰まっているから、このウインタードライブで改めて実感できたポイントをトピックに分けてリポートしたいと思います。

 その前に。スバル車ってスポーツ性能にも秀でたモデルをアナログな技術の集積によって生み出しているというイメージはありませんか? スバルのクルマやクルマづくりに共感もして、インプレッサWRX STi (GC8)に感銘を受けて所有していた私も、かつてのスバルにはそんな印象が色濃く残っています。

 それはドライブフィールにエンジニアの意見がより濃く表れたクルマであったことでファンを増やしたものの、一方で質感を含むデザインがもう少し洗練されたらと願わなくもなかった。その後、スバルはアイサイトが開発されたことで新たなユーザーを増やし、レヴォーグという日本の道路にマッチするスバルの伝統を受け継ぐツーリングワゴンのレヴォーグが登場。近年はレヴォーグ目当てにディーラーを訪れた方が目線を違うモデルに向けても満足の得られるモデル溢れるブランドに! まさにブランドそのものが変革のときを迎えているような印象を抱きます。

 エンジニアの意見が強かったことで培われたスバルの走行性能は電子デバイスでドライブモードを“味変”までして楽しむことができるようになり、それらを含むさまざまな設定を使いやすく変更/選べるインフォテインメント技術(電子デバイス)がしっかりとサポート。そしてアイサイト系の先進の予防安全技術の革新的な進化も相まって、運転スキルや走行シーンを選ばぬ最新のモデルが出来上がったというのが新型レヴォーグなのです。


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