デカイはエライだったオヤジ世代よ「軽なんて……」は捨てるべき! イケてるオヤジの「男っぷり」が上がるKカー7選 (1/2ページ)

アクティブなオヤジにピッタリの軽自動車も存在する!

 クルマがモテ道具だったり、成功者の証だった時代に青春を送ったオヤジ世代としては、いくら「最近の軽自動車はよくできてる」と聞いても、心のどこかで「でも、軽なんて」と思ってしまうかもしれませんね。軽自動車は女性が乗るもの、登録車が買えない人が仕方なく乗るもの、などと言われることもあった軽自動車ですから、そんな時代は終わったんだと頭ではわかっていても、「やっぱり、少し自分の小遣いを減らされてでも、登録車を買うべきじゃないか」と、やせ我慢してしまう気持ちもわかります。

 でも、もうそんなに頑張らなくていいんですよ! 今どき「男のクセに、軽?」なんて言ってる人はもう、オワコンです。まったく時代についていけてないオヤジたちなんです。軽自動車には今、オヤジがカッコよくスマートに乗りこなせるモデルがたくさん。今回はそんな、イケてるオヤジにこそ乗ってほしい軽自動車を一挙ご紹介しちゃいましょう。

1)ダイハツ・タフト

 1台目は、昨年デビューして大注目されたオシャレで遊べるクロスオーバーSUV、ダイハツ・タフト。大きなレゴを積み重ねたような、カタマリ感のあるシンプルなデザインだけでもう、ひと目惚れするオヤジが続出!

 しかも、軽自動車では珍しい大きなガラスルーフ「スカイフィールトップ」が全車標準装備で、夜空を眺めながらのドライブも楽しめます。後席を倒せば大きな荷物も積めるし、最低地上高が190mmも確保されているので、荒れた道や雪道も安心。きっと、今より自由でアクティブなオヤジになれることでしょう。

2)スズキ・ハスラー

 2台目は、元祖・遊べる軽として大人気を博し、2代目へとフルモデルチェンジしたクロスオーバーSUV、ススキ・ハスラーです。初代のポップでキュートなデザインの名残を残しつつも、かなり大人っぽく上質感が増したのが新型ハスラー。

 室内も広くなり、後席が前後スライドするなど使い勝手も優秀です。走りもさらに熟成されており、乗り心地もいいので、後席によく家族を乗せるというオヤジにもぴったり。カーキ色のボディに黒ホイールを履いたりすると、かなりアーミー感が出てすっごくオシャレなので、ファッション感覚で乗りこなしてほしい1台です。

3)スズキ・ジムニー

 3台目は、ウィンタースポーツやサーフィン、釣りなどアクティブなオヤジの相棒として最適な、本格クロカンSUVのスズキ・ジムニー。オフロードや雪道はもちろん、砂漠や岩場など、世界中のどこでも走れる気がする、めちゃめちゃタフな走破性が大きな魅力です。

 ただし、高速道路での乗り心地はちょっと大味だし、3ドアだから後席へのアクセスはやや面倒だし、快適装備も最新の軽自動車にしては手薄。それでも、ジムニーはいざというときに力を発揮して、誰よりも頼りになる存在。ジムニーにしか走れない道が、まだまだ日本にもあるんです。オヤジの眠れる冒険心を、必ず叩き起こしてくれると思います。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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