トヨタ・ハイエース専用! 現場の声を反映した飛沫感染対策セパレータを発売

働くクルマ「ハイエース」にピッタリのアイテムだ

 トヨタ自動車は、多くのビジネスシーンなどで活躍するハイエース向けに開発した、「飛沫感染対策セパレータ」を全国のトヨタ車両販売店、レンタリース店を通じて販売店装着純正用品として発売した。2万7500円(税込み)。

 ハイエース・ワゴン、コミューターとともにメーカー完成特装車(ウェルキャブおよびTECS)のフロントシートとリヤシートの間に装着が可能。病院や福祉施設、観光などの各種送迎時に、乗客や運転手との飛沫感染リスクを低減してくれる。

 今回のアイテムは、飛沫循環抑制車両の提供という活動を知った多くのユーザーより、すでに活躍しているハイエースにも装着することが可能なセパレータが欲しいという声が寄せられ、それらに応えることはできないか、と検討が進められてきた。いち早く多くのユーザーに届けるため、ハイエース・バンに設定している純正用品のルームセパレータカーテンをベースにした試作品を医療や福祉の現場に持ち込み、現場の声を反映して商品化を実現した。

 洗浄することを前提とし、脱着可能となっている。また、車内の状況を確認しやすいように透明なビニール素材を用いて作られている。また、前席からも後席からも開閉可能なファスナーを設けている。誰でも使いやすい、なおかつ購入しやすい金額の純正用品となっている。

 設定車種は、ハイエースのワゴン「グランドキャビン」「GL」「DX」、ハイエースのコミューター「GL」「DX」、ハイエースのウェルキャブ(メーカー完成特装車)車いす仕様車、ウェルジョイン、ハイエースのTECS(メーカー特装車)幼児バス、ビジネス送迎車“ファインテックツアラー。2013年のマイナーチェンジ以降の車両が対象となっている。なお、完全に飛沫を遮断するものではないため、換気するため外気導入や窓を開けるなどの対策も必要だ。


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