この記事をまとめると
■いすゞはかつて乗用車を多数手がけていた
■ビッグホーンはRVブームを牽引した1台だ
■さまざまな仕様が用意されロータスとのコラボモデルもあった
いすゞを代表するクロカン四駆を振り返る
現在、空前のSUVブーム、クロカンブームだ。何しろ、日本国内でもSUV、クロスカントリーモデルが新車販売最大のシェアを獲得しているほどなのだ。そんな国産SUVの歴史を振り返るとき、忘れてはいけないのが、1981年に初代が登場した都会派4WDのいすゞのビッグホーンだ(当初の車名はロデオ・ビッグホーン)。
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国内はもちろん、北米でも人気を博したいすゞのフラッグシップ4WDであり、かのジョルジェット・ジウジアーロ氏がデザインしたとされる、いわゆるジープ型のボディは2ドアと4ドアがあり、ショートホイールベースとロングホイールベースを設定(5/4名定員)。ボディサイズは全長4120~4470×全幅1650~1760×全高1815~1845mm。ホイールベース2300~2650mm。駆動方式はパートタイム4WDが基本。
サスペンションは前輪に独立懸架をクラスで初めて採用(リヤは悪路に有利なリーフリジッド)。パワーユニットは多彩で、2.2リッターディーゼル、2.8リッターディーゼルターボ、2リッター、2.6リッターガソリンを揃え、ミッションは4速MT、5速MT、4速ATを組み合わせていた。
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当時のクルマ好きなら覚えているかもしれないが、1980年代のクロカンブームのなか、1987年には「イルムシャー」バージョンが加わったのだ。イルムシャーはドイツのチューナーであり、当時、いすゞと同様にGMの傘下にあったオペルとも深いつながりがある。そのつながりから、イルムシャーと共同開発したサスペンションが与えられたイルムシャー仕様が加わったのである。
以降、いすゞはイルムシャー仕様を全面展開することになる。ビッグホーンの1989年モデルでは、全12グレードのなか、ショートとロングで8モデルのイルムシャー仕様がラインアップされたほどだ。また、イギリスのロータスが足まわりのチューニングを手がけたスペシャルエディション・バイ・ロータス、レカロシート、MOMO革巻きステアリングを装備した欧州テイスト、スポーツテイスト満点のモデルもラインアップされていた!
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