通常のSUVよりも使いやすく小柄な女性にオススメのモデルも!
4)XV
4台目は現行モデルのなかから、SUVとワゴンのいいとこ取りをしたようなXV。ワゴンよりもアクティブなイメージで若々しいし、SUVよりも落ち着いた雰囲気があるからフォーマルなシーンでも浮かないし、人付き合いの多い女性にはオールマイティに使えるのがいいところ。
最低地上高を190mm確保してあるので、ちょっとしたオフロードや雪道も安心して走れますが、車高が高すぎないため乗り降りも運転もしやすいのです。バックドアも開けやすく、荷物の積み下ろしがラクでたっぷり入るので、とくに小柄な女性には通常のSUVよりも使いやすいと思います。
5)レヴォーグ
ラスト5台目は、なんといっても高い安全性と運転しやすいサイズが女性の味方となってくれる、新型レヴォーグ。なんとしても全幅1800mm以下を守る、という意思を貫いてくれたおかげで、クランクのような狭い街なかでの取りまわしのよさは、4WDとは思えないほどです。しかもSTI SPORTなら走行モードが5つ選べるようになっていて、「コンフォートモード」を選ぶと、乗り心地は後席もしっとりと快適だし、エアコンもマイルドモードになって、乾燥を防ぎながら快適な室温を保ってくれます。
先進の安全運転支援システム「アイサイトX」が搭載されたグレードなら、高速道路でのノロノロ渋滞など50km/h以下での手放し運転が可能で、ナビ連動のため料金所やカーブでは自動的に速度を落としてくれたり、居眠りを検知してくれたりと、運転に自信がない人でも頼もしい助っ人がそばにいてくれるような安心感。
あらかじめドライバー登録をしておくと、運転席に座っただけで顔認証でシートポジションを合わせてくれたり、エアコンやシートヒーターの調整も前回と同じにしてくれたり、わざわざ自分で直さなくてもすべてが「私仕様」になるので、すごく便利です。
こうしてご紹介してきたスバル車たちは、「コスト度外視!?」と思えるほど贅沢に、真面目に丁寧に作られてきた印象があるクルマばかり。それゆえに、ときにはマニアックなイメージがついて回るのかもしれませんが、女性にとっては真摯に乗る人のことを考えてくれる自動車メーカーということを知ると、ちょっと親しみがわくのではないでしょうか? 六連星のエンブレムのクルマに、あらためて注目して欲しいと思います。