若者にはめちゃめちゃ負担! 任意保険を「安く済ませる」ための「クルマ選び」の手段 (1/2ページ)

初めてのマイカーには商用車を選ぶのも手

 春は進学、就職などもあり、若い人が初めてのマイカーを買うことが多い季節だけに、任意と記されているものの、クルマに乗る以上は義務と思うべき任意保険についても考えなければならない。しかし、若い人は任意保険の対象年齢により料金が高く、さらに使わなければ年々進み料金が安くなる等級(加入者の保険クラス)が進んでいないため、お金に余裕のある人は少ないにもかかわらず、料金が高いのは非常に辛いことだ。そこで、ここでは若い人が少しでも任意保険に安く入るためにできることを挙げていく。まずはクルマ選び編だ。

※任意保険は大きく、車両保険(事故でクルマを損傷した、盗難された際の補償)、対人(事故で相手に怪我などをさせた際の補償)、対物(事故の際に相手のクルマや電柱などの道路施設を損傷させた際の保証)、搭乗者(同乗者への保証)に分けられることを頭に置いておいてほしい

1)車両保険なしでも諦めがつく安いクルマにする

 任意保険のうち、対人、対物、搭乗者への加入はマストだが、車両保険は自分のものということもあり文字通り任意に近い。そのため、クルマは若い人にとっては大きなものなのは事実だが、そのなかで「事故の際の周りへの責任は任意保険でとり、自分の体さえ無事ならば、なくなっても諦めがつく安いクルマにする(ローンだけ残るのは辛いので、現金で50万円程度までで買えるものだろうか)」という考えはある。

2)商用車にする

 商用車の任意保険は対象が全年齢なので、料金は年齢が上の人の負担が増えている代わりに、若い人にはメリットがある。一例としてホンダN-BOXとN-VANを比べると、同じ内容でN-VANの任意保険代はN-BOXの半額に近い。そのため1つの考えとして若い人が自分のクルマを軽1BOXバンのMTにすると、見た目などはともかくとして、便利でMTならシフトワークも学べて面白い。


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