いま注目のコンパクトSUV「ロッキー」の魅力とは? ライズとの違いも紹介 (2/2ページ)

■ダイハツ・ロッキーの魅力とは?

1)SUVらしい逞しいデザイン

 ダイハツ・ロッキーの魅力はなんと言ってもこのデザインだ。コンパクトでありながら、ボディの厚みを強調したデザインや、陰影を強めたフェンダーがSUVらしい外観を実現している。

 ボディカラーについても以下をラインアップし、選択肢が豊富なのも嬉しい。

コンパーノレッド/レーザーブルークリスタルシャイン/マスタードイエローマイカメタリック/ファイヤークォーツレッドメタリック/ナチュラルベージュマイカメタリック/シャイニングホワイトパール/ブライトシルバーメタリック/ブラックマイカメタリック/ブラックマイカメタリック×コンパーノレッド/ブラックマイカメタリック×シャイニングホワイトパール/ブラックマイカメタリック×ブライトシルバーメタリック

2)大容量の荷室スペース

 荷室幅1000mm、荷室高740mm、荷室床面長755mmのダイハツ・ロッキーが実現する荷室容量はじつに後席使用時で369L、デッキボード下を含むと449Lだ。さらに二段可変式のデッキボードを使用することで、フラットラゲージモード、下段モード、大容量モードに切り替えることが可能。さまざまな荷物の種類や容量、乗員人数に対応することができる。

3)取り回しの良さ

 小型車第一号として、DNGAプラットフォームを採用。17インチタイヤ装着車で5.0m、16インチタイヤ装着車で4.9mの最小回転半径を実現できたのは、プラットフォームから新開発したからだという。大きなタイヤでも十分な切れ角が確保されている。

トヨタ・ライズとの比較について

1)見た目

 もっともわかりやすいのが、フロントマスクの違いだ。ダイハツ・ロッキーは六角形のグリルであるのに対して、トヨタ・ライズはバンパー下までつながったロアグリルを採用。またダイハツ・ロッキーにはコンパーノレッド、トヨタ・ライズにはターコイズブルーマイカメタリックをそれぞれ専用色とする。

2)グレード

 ダイハツ・ロッキーのグレードはエントリーモデルから順に「L」「X」「G」、「Premium」となっているのに対し、トヨタ・ライズは「X」、「X”S”」、「G」、「Z」だ。

 ダイハツ・ロッキーの価格が170万5000〜236万7200円、トヨタ・ライズ167万9000円〜228万2000円という価格差があることからもわかるように、両車はグレード展開が異なり、ダイハツ・ロッキーの「L」はトヨタ・ライズの「X”S”」に、ダイハツ・ロッキーの「X」はトヨタ・ライズの「G」に、ダイハツ・ロッキーの「G」はトヨタ・ライズの「Z」に該当する。

 ダイハツ・ロッキーにはスマートアシストが全車標準装備だが、トヨタ・ライズにはスマートアシストを採用しない最廉価グレード「X」を用意。なお「Premium」はシート生地を専用のフルファブリック×ソフトレザー調に上級化し、ブラインドスポットモニターやリヤクロストラフィックアラートを標準装着したダイハツ・ロッキーのみに設定される最上級グレードだ。

「X」と「G」はグレード名が被っているが、仕様は違うため注意したい。

3)コネクテッド機能

 両車ともにオプション設定となるが、コネクトサービスに対応したディスプレイ、ナビ機器を選択することにより、各種コネクテッド機能を利用することができる。

 ダイハツ・ロッキーは「ダイハツコネクト」として、「ダイハツコネクトサービス」、「スマホアプリとの連携」の2つのサービスを導入。スマホの通信を軸とし、専用の車載通信機が不要なため、手軽にコネクトサービスが受けられるのが魅力だ。

 トヨタ・ライズは「T-Connect」として、スマホと接続し、「スマートデバイスリンク」、「アップルカープレイ&アンドロイドオート」などが利用可能。注目はSOSボタンなどで緊急事態を知らせることができる「ヘルプネット」で、万が一の際に安心の機能だ。

■記事まとめ

 都会的でありながらSUVらしいデザインや、扱いやすさ、荷室の使い勝手などに優れるダイハツ・ロッキー。クロスオーバーSUVのルックスを好む人や街乗り派、そして実際にアウトドアを楽しみたい人など幅広いユーザーにオススメできる1台だ。


新着情報