開けて乗れば「破壊力」抜群! 女子に乗ってほしい「おしゃれモンスター」なオープンカー7選 (2/2ページ)

輸入車にも手ごろな価格で可愛らしいオープンカーが存在!

4)フィアット500C

 4台目は、輸入車だけど比較的手ごろに買えて、見た目がとってもキュートなフィアット500C(チンクェチェントシー)。ルパン三世の愛車として、実写版の映画にも登場していたので、500の名前は知っている女性も多いと思うのですが、そのカブリオレモデルがあることは、意外と知られていないようですね。

 ただ、オープンカーといってもルーフの骨組みは残っていて、スイッチを押すとルーフの上の部分だけが、カーテンのようにクシャクシャっと後ろに畳まれてオープンになる仕組みなんです。でもこの姿がもう、最高にキュート! しかもソフトトップの色はレッドとアイボリーがあって、どちらもセンス抜群なので悩みそうです。お値段は266万円〜となっています。

5)BMW・Z4

 5台目は、女性のなかでもちょっとメンズライクなスポーティスタイルが好みの人向けなのが、BMW・Z4。コンパクトサイズの2人乗りながら、ロングノース・ショートデッキの伝統的なオープンスポーツカースタイルで、乗る人がとてもカッコよく見えるモデルです。

 そして男性のBMWファンなら垂涎とも言える、直列6気筒エンジンが放つパワーは、強烈な加速であっという間に100km/h到達。そのスカッとする走りに、女性も思わず夢中になること間違いなし。FRレイアウトでさらに前後重量配分が50:50という、完璧なバランスの良さは、メカニズムがよくわからないという人でも、乗ればその爽快感、気持ちよさは絶対にわかると思います。お値段は691万円〜となっています。

6)ルノー・トゥインゴ・EDCキャンバストップ

 6台目は、とにかく運転しやすくて可愛いオープンカーをお探しの女性にオススメしたい、ルノー・トゥインゴ・EDCキャンバストップ。フランス生まれのトゥインゴは、なんと全長わずか3.6mほどの4人乗りコンパクトカーなのですが、パリジェンヌのお気に入りだけあって、コンパクトカーだからって実用性一辺倒にしないのがさすが。キャンバストップと呼ばれるオープンモデルもあるのです。

 ただ、なにせ小さなクルマなので、オープンカーというよりは、ルーフ全体がパノラマルーフになっているような印象ですが、カーテンのようにパタパタと畳まれたルーフがキュートで、女性が乗っていると本当にオシャレ。0.9リッターターボエンジンも元気いっぱいで、軽自動車より小さい最小回転半径で、小回りも抜群。狭い街中もキビキビと走れて、女性の頼れる相棒となってくれると思います。お値段は213万円ほどとなっています。

7)ジープ・ラングラー

 さて最後の7台目は、これぞギャップ萌え間違いなしの、ジープ・ラングラー。長い伝統を誇る、アメリカの4×4専門メーカーの看板モデルでもあるラングラーですが、「フリーダムトップ」と呼ばれる機能があるのです。

 これは、ルーフの前部分と後ろ部分が3ピースのモジュラーハードトップになっていて、すべて取り外すことができるというもの。荷室の窓部分まで外れるので、オープンカー以上の開放感が味わえます。日本だと、「取り外したルーフはどこに置けばいいの?」なんて言う人もいますが、まぁそこは堅いことは考えずに(笑)、大自然のなかに身も心もさらけ出すような、未体験のドライブを楽しんでしまいましょう。お値段は518万円〜となっています。

 というわけで、世にも美しいモデルから可愛い系、ギャップ萌え系まで、さまざまなオープンカーをご紹介しましたが、お気に入りはありましたか? どれも現在販売されているモデルで、快適装備や安全性も申し分のないものばかりです。もちろん燃費も、ひと昔前のオープンカーとは比べ物にならない優秀さ。日本では短く貴重な気持ちのいい季節を、いつかはこんなオープンカーで味わってみたいものですよね。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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