「ヒュンダイ」が「ヒョンデ」に名前を変えて日本再上陸! 国産メーカーを脅かす「電動車」技術の高さ (2/2ページ)

日本再上陸のカギは燃料電池車にあり!

 2020年代後半になり、ヒョンデの日本再上陸が囁かれるようになった。

 カギとなるのが、FCV(燃料電池車)の「NEXO(ネッソ)」だ。

 筆者は、ヒョンデの燃料電池車の開発について韓国現地で詳しく取材したことがある。

 場所は、韓国南部の光州市で、当時のパククネ政権は水素関連の事業開発を国家戦略として位置付け、政府予算による水素開発拠点を光州市の周辺に構えた。同市はKIAの主要生産工場がある韓国では中規模な都市だ。

 市内にはヒョンデで韓国政府が連携して建設した次世代技術開発拠点があり、そこで燃料電池車の研究も行っていた。光州市は公用車としてヒョンデ製のFCVを導入していた。

 その後、ヒョンデはCASE(コネクテッド・自動運転・シェアリングなど新サービス・電動化)に対応するため、IONIQブランドを発表しており、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、EV、そしてFCVと電動車フルラインアップ体制を敷く。

 筆者はこれまで、ヒョンデの地元韓国ではソウルモーターショー、そのほか世界各地のモーターショーでIONIQを取材し、ヒョンデ開発者と意見交換してきたが、そのたびに彼らはFCVに対する自社技術力の高さを強調していた。

 カーボンニュートラルに世界的な注目が集まる中、ヒョンデが今後、日本でどのような事業活動を行うのか、日系自動車メーカー各社が注目している。


桃田健史 MOMOTA KENJI

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