「クセの塊」感は過去のモノ! いまジワリ日本でキテる「普通の人でも乗れる」フランス車4選 (1/2ページ)

フランス車こそクルマ界のファッションリーダーだ!

いま、フランス車が熱い!! 輸入車と言えばドイツ車の独り勝ちという状況には変わりはないが、アンチドイツ車派、根っからのフランス車ファン以外にも、そのパリの香り、フレンチシックなデザインに惚れて、初めてフランス車を選んでいるユーザーが急増中だ。

実際、コロナ禍前の2019年と2021年直近の輸入車の販売伸び率で、プジョーは143%越え、ルノーも126%越え、そしてシトロエンが118%越えと、登録台数でプラスに転じている数少ない輸入車のほとんどがフランス車なのである。その理由はもちろん、魅力的かつ時代にフィットした新型車が続々と登場しているからにほかならない。

世界的にも、あるいは自動車専門家的にもフランス車の評価は高く、たとえばプジョー208は2020年欧州カー・オブ・ザ・イヤー、日本カー・オブ・ザ・イヤーのインポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。208にはピュアEVモデルもあり、まさに今をときめく、最先端のフランス車、フレンチコンパクトというわけだ。

では、いま、コレに乗っておけば間違いないフランス車をピックアップしてみたい。

1)プジョ−208

まずはすでに紹介したプジョー208である。208にはガソリン車もラインアップされているが、クラスを超えた上質な乗り味と、フランス車ならではのドライバーとクルマが一体化した操縦性は秀逸。

EVモデルのe-208が、それほど割高でなく選べるのも大いに魅力的と言える。208はフレンチコンパクトの王道の1台だから、乗っときゃ間違いなしである。

2)ルノー・ルーテシア

走りの素晴らしさでプジョー208に匹敵するのが、ルノー・ルーテシア。エクステリアのスタイリッシュさ、モーターのように回るエンジンの極上の気持ち良さ、しなやかさを極めた足まわり、フットワークの確かさに加え、先進安全運転支援機能、便利装備も満載(日産との関係もあって!?)。

古くからのフランス車ファン驚愕の進化ぶりを見せつけてくれる。ただし、乗り心地は硬めだ……。


青山尚暉 AOYAMA NAOKI

2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
フォルクスワーゲン・ゴルフヴァリアント
趣味
スニーカー、バッグ、帽子の蒐集、車内の計測
好きな有名人
Yuming

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