「クセの塊」感は過去のモノ! いまジワリ日本でキテる「普通の人でも乗れる」フランス車4選 (2/2ページ)

フランス車を買うと「オシャレ」の称号も手に入る!

3)シトロエン・ベルランゴ&プジョー・リフター

いやいや、いま、クルマを買うならコンパクトSUVで決まり!! というならば、素晴らしいフレンチSUVがある。悪路走破性については二の次ではあるものの、アウトドアやキャンプにぴったりなキャラクターを持つのが、シトロエン・ベルランゴとプジョー・リフターだ。

アウトドアテイスト溢れるエクステリアデザインは超オシャレだし、両側スライドドア(開閉は手動で重いが)を備え、ユーティリティカーとして抜群の使い勝手を誇る。走りも文句なく、スペック以上の実力の持ち主なのである。同種には、このクラスのパイオニアと言えるルノー・カングーもあるが、こちらは新型を待つのが正解だろう。

ベルランゴの場合、無加工で車中泊仕様にアレンジできるアグレ・ベッドキットまで用意されていて、アウトドア、車中泊に対応。

ベッドクッションの寸法は1800×1200mm。クッション厚45mm。SHINEグレードを選べば、MODUTOPと呼ばれる、パノラミックガラスルーフとともに多機能ルーフストレージ(収納)が3カ所も備わり、そのほかの多彩な車内の収納とともに、車中泊をさらに快適に、便利にしてくれるはずである。バックドアのガラスハッチだけ開くところも、使いやすさを増幅する。

4)DSオートモビル DS3クロスバック&DS7 クロスバック

内外装、とくにインテリアのアバンギャルドな先進感、デザイン性に惚れられるのが、DSだ。とくにDS 3 クロスバック、フランスのマクロン大統領の公用車でもあるDS 7 クロスバックのインテリア、シートデザインは、まさに未来のクルマ、ラグジュアリーを極めたクルマとして、ほかにない圧巻の魅力を備えている。それを味わうだけでも買う価値アリだ

DS 7 クロスバックには4WD、PHVもラインアップされているからもはや最強だ。

もちろん、フランス車に乗るということは、今も昔も、オシャレなライフスタイルを満喫しているクルマ通という、ユーザーへのイメージも標準装備!? されるのである。


青山尚暉 AOYAMA NAOKI

2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
フォルクスワーゲン・ゴルフヴァリアント
趣味
スニーカー、バッグ、帽子の蒐集、車内の計測
好きな有名人
Yuming

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