警察よ本気で取り締まってくれ! そこかしこで見かけるけど見逃されがちな「かなり危ない」交通違反5つ (2/2ページ)

煽られ運転にもなりかねない行為も

3)車道を走るランナー

 新型コロナで拍車がかかっていて、ランニング、ジョギング流行りで夜ともなるとあちこちで走っている人を見かける。ゼーハーやる割にはマスクしていない人が多いのが気になるが、クルマ的には車道を走っていることがけっこうあること。

 歩行者は歩道を通行するものだし、歩道がない場合は右側通行が基本。歩道だと邪魔なものが多いからだろうが、暗い夜道の車道を反射板なども付けずに走っているのはお互いに危険だ。

4)低速車

 スピード違反の逆が目立ってきていて、よく言われるのが追越車線をゆっくり走って、あおり運転を誘発というもの。一般道などでは最低速度違反はないものの、道交法第27条に「追いつかれた車両の義務」として定められている。要は円滑な交通を維持するためなのだが、後続車が詰まるようなら譲るのが基本だ。

 こちらも目に余るようなら注意したり、取り締まってほしいもの。ちなみに神奈川県の10キロおじさんが有名で、こちらはいまだに捕まったという話しは聞いていない。

5)赤信号のぶっち切り

 昔から信号が赤になっても突っ込んでくるクルマはいた。ただタクシーやトラックなど商用が多かったが、今や乗用車も、そして老若男女問わず突っ込んでくるのが日常風景だ。昔は問題なかったというわけではないが、いい悪いは別にして、あうんの呼吸があったように思う。

 それが今では、赤になっただけでなく、反対側が青になっているのにダラーっといつまでも進入してくることが多く、横断しようとする人も含めてかなり危険だ。やろうと思えばいつでも取り締まれると思うのだが、実際は相当悪質でないと捕まえない。逆に昔問題だった、青になっていないのに発進して横からぶつけられるというのは、スタートが遅くなる傾向なので減っている気はする。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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