古くなったエンジンオイルは真っ黒に汚れる! そもそも「黒いモノ」の正体とは? (2/2ページ)

- 名前:
- 近藤暁史
- 肩書き:
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- 現在の愛車:
- フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
- 趣味:
- レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
- 好きな有名人:
- 遠藤ミチロウ、岡江久美子
タグ: エンジンオイル
オイルには清浄性という効果もあって、出た汚れを取り込む機能がある。いいオイルはこの性能も高くて、「汚れやすいのはいいオイル」と言われるのはこのため。オイル交換をするというのは、オイルとともに、これらの汚れを外に排出するのが目的のひとつで、放置すればオイルが取り込むことができなくなった汚れが堆積して、石のようになってしまうこともある。
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そもそも、汚れがどれだけ取り込まれているかや、粘度がどれぐらい落ちているかは見たり、触ったりしてもわからないから、しっかりと時間と距離で管理されているわけだ。また、オイル交換までの間、不純物はエンジン内部を回ってしまうため、オイルフィルターが付けられている。こちらの交換も指定どおりにしないと、エンジン内部の摩耗などにつながるので、ぜひ励行したい。
ちなみにオイル交換は今では1万2000km毎ぐらいまでロングライフ化しているが、オイルフィルターの交換はオイル交換と一緒に毎回交換となっている。以前はオイル交換2回に1回だったが、それでは汚れを取りきれないということであるし、またエンジンオイルはそれだけ、汚れを取り込んでいるとも言える。