9年の歳月を経て生まれ変わった! 三菱新型アウトランダーPHEVが12月に販売開始  (3/3ページ)

上質な内外装はフラッグシップにふさわしい仕上がり

 新型アウトランダーPHEVでは、一新されたエクステリアも注目ポイントだ。

 新型アウトランダーPHEVでは、機能美を力強く表現した三菱自動車独自のSUVデザインをベースに、新たなコンセプト「BOLD STRIDE(ボールド・ストライド)」を掲げ、堂々とした存在感のある佇まい、大地を踏みしめる力強さ、新しい一歩を踏み出す頼もしさを全身で表現。

 エクステリアでは、「DYNAMIC SHIELD(ダイナミック・シールド)」を新世代化させ、存在感のあるフロントデザインとし、サイドでは20インチの大径ホイールと、それを包み込む筋肉質なフェンダーフレアを採用し、飛行機の垂直尾翼をモチーフとしたDピラーとフローティングルーフによって、力強く軽快な走りをイメージさせている。

 また、リヤでは六角形の形状をもつテールゲートと、水平基調でボディの左右両端まで広がるテールランプなどにより、ワイドで安定感のあるスタイリングを実現。ボディカラーは、硬質で高輝度かつ鮮明なダイヤモンドカラーシリーズとして、ホワイトダイヤモンド、レッドダイヤモンド、そして本モデルで新たに追加するブラックダイヤモンドの3色を中心に全10色の設定だ。

 インテリアでは、走行時の車体姿勢の変化をつかみやすい水平基調で力強い造形のインストルメントパネル「HORIZONTAL AXIS(ホリゾンタル・アクシス)」をよりブラッシュアップさせて採用し、芯が通った力強さと開放感を表現している。フロアコンソールは幅広で存在感があり高級感のあるデザインを表現。また、触感がよく質感の高いソフトパッドを随所に採用したほか、ステッチをあしらうなど上質感にもこだわっている。モニターやメーターは視認性に、セレクター、ダイヤル、スイッチ類は操作時の節度感にこだわった「MITSUBISHI TOUCH(三菱タッチ)」という考え方に基づいてデザインされ、視覚だけでなく触覚にも訴える上質さを実現しているという。

 魅力ばかりの期待のSUV、アウトランダーPHEVは以下のグレードと価格で展開される。

 M(5人乗り)462万1100円

 G(5人乗り)490万4900円

 G(7人乗り)499万6200円

 P(7人乗り)532万700円

 なお、条件などによって変動があるが、「令和3年度クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金」を利用すると19万1000円〜20万1000円の補助金が受けられる。

 国産SUVでは貴重なPHEVのニューモデル、検討中のユーザーをはじめ新車の購入も考えている人には是非候補に入れていただきたい1台だ。


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