せっかくの高いタイヤだから長持ちさせたい! スタッドレスの「寿命を縮める」要因 (2/2ページ)

荒い運転もタイヤの寿命を縮める!

 さらにストップ&ゴーが多かったり、タイヤをこじるような運転をしたり、運転が荒い人のタイヤの寿命は短くなる。

 レースでもタイヤマネージメントの巧拙で、タイヤの寿命に差がつき、それが勝敗を左右することはよく知られているはず。

 スタッドレスタイヤで公道を走る場合も、やはりドライバーの運転の仕方によってタイヤの寿命もかなり影響されるのは確かだ。

 その他の要素では、どんなスタッドレスタイヤを履くのかも重要。

 例えば、ダンロップのWINTER MAXXは、ロングライフ性能に定評があるタイヤ。とくにWINTER MAXX 02は、雪のない乾燥路でも減りにくいとされる。

 ミシュランのX-ICE 3+も「長く効き続ける信頼感」を打ち出していて、耐久性を重視。

 そして北海道・北東北主要5都市での装着率NO.1のブリヂストンBLIZZAKは、今シーズン新モデルのVRX3が登場。氷雪路では最強といわれたグリップ力を強化しながら、摩耗ライフをVRX2に対し17%も向上。効き持ちもアップし、氷上性能120%到達を謳っている。

 スタッドレスタイヤには、氷上グリップ、雪上グリップ、ドライ&ウエット性能、燃費性能、静粛性、ライフ性能、そしてコスパといろいろな要素があるので、自分の住んでいる地域、そして使い方に合ったスタッドレスタイヤタイヤを選びたい。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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