「真田幸村」は何しにハイエースに! ぶっとびすぎな「和カスタム」を一刀両断 (2/2ページ)

シックな落ち着きの中にも力強さを秘めたエクステリア

 一転、外装はシックにバランスよくまとまっている印象です。エアロは「ダークネスシリーズ」で統一されていて、スポーティさと力強さを感じさせるようなような装いです。フロントガーニッシュの大口径メッシュの中にはインタークーラーが佇んでいるのがチラ見え。このハイエースが只者ではないことを表しています。

 ホイールは18インチ、その奥には6ポッドのブレンボを装備。フロントのパネルは「和テイスト」を感じさせるラップ塗装で個性を引き立てています。よく見ると、サイドには立体的な龍のレリーフのようなワンポイントが施されています。フューエルリッドカバーのも同様のレリーフ調の加工が施されていて、こちらはオリジナルパーツとして通販も可能なのだとか。

見た目だけではない「侍」の本懐に迫る

 先ほど軽く触れましたが、じつはこのハイエース、スーパーチャージャー仕様なんです。それに合わせミッションは5速MTを換装、リヤにはLSDを組み込んでいるチオのことで見た目だけでなく本格的な走りも期待できる1台なのです。

「真田幸村」のイメージをハイエースを素材にしながらも巧みに昇華させた大阪カスタム、このクルマが内に秘めた力強さをぜひ感じ取ってみてください。

 ちなみにフルオーダーでこのままの仕様をオーダーすると1200万円ぐらいとのこと。自分の大好きな戦国武将のイメージであつらえてもらうのもいいかもしれませんね。


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