気がつけば選択肢多数の「EV」選びをスバッと解決! 5ジャンルで「1位」のクルマを決めた (1/2ページ)

この記事をまとめると

■どんどん増えているEVを5つのジャンルに分けて評価

■EVならではの魅力を持ったクルマが多数

■ガソリン車にはできないことがEVではできるので新しい発見ができるのが魅力だ

あまり比較されないEVの各部門の王者を独断でジャッジ

 日本メーカーではEV市場のトップランナーとなっている日産をはじめ、トヨタ/SUBARUもついに新型EVを投入するなど、ここにきてがぜん盛り上がりを見せているEVカテゴリー。すでにほとんどの輸入ブランドも日本でEVを発売しているので、そのラインアップはどんどん増えています。そうなるとユーザーとしては、どれを選べばいいのか悩ましいところですね。

 そこで今回は、「デザイン」「走り」「使い勝手」「乗り心地」「サプライズ」の5部門に分けて、どのEVが優れているのか、独断と偏見でピックアップしてみたいと思います。

 まずはデザイン部門。未来のノリモノとしてEVを捉えていた時代が終わり、クルマとして魅力的なデザインであることや、欲しい・乗りたいと思わせることが重視されてきて、ここ数年で登場するEVは明らかにデザインに力を入れてくるモデルが増えたと感じます。その中でまず、外観はもとよりインテリアがまるでパリで見かける伝統的建築物や美術品のようい凝っている、DSのDS 3 CROSSBACK E-TENSEです。

 もちろん、ベースとなっているガソリンモデルのデザインを踏襲しているのですが、それまでとかく「クリーン」や「シンプル」をテーマとしたEVが多かった中で、ものすごいインパクトと個性を感じさせてくれました。キーを持って近づくと自動でポップアップするドアハンドルを開けて乗り込むと、優雅な空間が広がります。最高出力100kW、最大トルク260Nmで、一充電航続距離は398km(JC08モード)となっています。

 デザイン部門では、ちょっと発売が遅れていますが、日産の新しいデザインランゲージの中核となっている新世代EV、日産アリアも注目したいところですね。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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