アルミホイールも劣化する! 意外と知らない「メンテ方法」とは

アルミホイールも劣化する! 意外と知らない「メンテ方法」とは

この記事をまとめると

■アルミホイールには基本的に長期に渡って使用できると言われている

■ビンテージホイールなどは、新品以上のプレミア価格で取引されている例もある

■長年使えるが、ガリ傷の放置や歪みなどが発生した場合は早めに治すなど心掛けたい 

素朴な疑問「アルミホイールに寿命はあるのか?」

 以前は高級装備だったり、スポーツカー向けだったアルミホイール。今では実用車でも半分以上のグレードで標準装備されていたりして、身近な存在となっている。ユーザーとしては喜ばしいことだが、アルミホイールに使用期限はあるのだろうか?

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 結論から言うと、普通に使っていれば数十年は使用可能で、1970年代のホイールがビンテージとして取引されて旧車に装着されているが、程度に問題なければトラブルになったというのはあまり聞いたことがない。

 ただ、素材となるアルミはご存じのように鉄に比べて柔らかい素材だ。ほかの素材も混ぜて合金にしたりして強度を上げているものの、注意は必要だったりする。まずは曲がりで、最近はあまり見かけないが路面に埋め込まれた通称キャッツアイを踏んだり、スピードを落とさずに凹みを通過したりするとリム部分が簡単に曲がったりする。補修はできなくはないが、ノウハウがあるところで行わないと空気漏れが直らないこともある。

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 また衝撃という点では、サーキット走行は注意したい。キチンとしたブランドのものであれば問題はないが、バードブレーキング、コーナーでの大きなGなどによって、亀裂が入ることがある。割れ目が完全に貫通していないと空気が少しずつしか漏れないので気が付きにくいが、そのまま使用するのはもちろん危険だ。ただ、細かい亀裂は発見しにくいのが難点だが、スプレーするだけで点検できるケミカルがあったりするので、気になる場合は検査してみるのもいいだろう。

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 さらに注意したいのがアルミのサビ。アルミもサビるというと驚くかもしれないが、鉄のように茶色ではなくて白く粉を吹いたようになるのが特徴で、内部の劣化も進む。アルミホイールは塗装で守られているので基本的には気にしなくてよく、塗装にキズが付かなければアルミは腐食しないので何年でも使用できる。逆を言えば塗装が剥げたり、削れたりするとそこから腐食して強度が落ちてしまう。最近はタイヤの低扁平化が進み、路肩に当てて削ってしまうこともあるが、そうなると注意が必要だ。歪んでさえいなければ補修は比較的簡単なので、見た目の改善も含めて早めに処置しておきたい。

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 スチールホイール、いわゆる鉄チンもキズが付けばそこからサビてきて、空気の漏れなどを誘発するし、曲がりにくいというだけで、強い衝撃が入れば曲がってしまうこともある。ホイールはメンテナンスフリーではないと心得て、たまに全体を点検する。そのうえで曲がりや塗装のハゲ、亀裂などを見つけたら早めにホイールやタイヤの専門店などのプロに相談するようにしたい。

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