この記事をまとめると
■アバルトから限定車「695 エッセエッセ」が登場
■世界限定台数1390台のうち400台を国内販売
■1964年登場の「695 SS」をオマージュしたモデルに仕上げられている
1964年登場の「695 SS」をオマージュした限定モデル
コンパクトなボディに180馬力というハイパワーな1.4リッター直4DOHCターボエンジンを搭載したアバルト「595 コンペティツィオーネ」は、その走りで多くのユーザーを虜にしている。
そんな「595 コンペティツィオーネ」をベースに、数々の専用装備の採用によって、スポーツ性がさらに高められた限定車「695 エッセエッセ」が登場した。
「695 エッセエッセ」の起源となるのは、チューニングメーカーとして発展を遂げたアバルトが、モータースポーツの世界でさらなる高みを目指して1964年に送り出したモデル、「695 SS」だ。「SS」は「Super Sport」の頭文字を取ったもので、イタリア語で「エッセエッセ」と発音する。
今回の限定車となる「695 エッセエッセ」は、そんな「695 SS」にオマージュを捧げるモデルであり、往年の「695 SS」にヒントを得ながら、現代風にアレンジを加えて仕上げられている。
ボディサイドにはスポーティ感を引き立てるホワイトのストライプを加飾し、特別装備の17インチアルミホイールを採用。ボディの随所にホワイトアクセントを配することで、レースカーのような雰囲気を高めている。また、サイドの「695」エンブレムと、リヤの「695 esseesse」エンブレムが特別なモデルであることを表現している。