ホンダのリバイバル4輪はこれじゃない感全開! 2輪ではうまくレガシーを復活させているのにナゼ? (1/2ページ)

ホンダのリバイバル4輪はこれじゃない感全開! 2輪ではうまくレガシーを復活させているのにナゼ?

この記事をまとめると

■ダックスやモンキー、ハンターカブなど、ホンダの2輪はリバイバルがうまい

■一方の4輪では、名前こそ同じモデルはあるがほとんど別のクルマとなっている

■ホンダの4輪でもわかりやすくヘリテージを盛り込んだモデルを期待したい

上手に過去モデルの2輪を復活させるホンダ

 2022年3月にホンダから新型バイク「ダックス125」が発表された。鋼板プレスを用いたT字型のバックボーンフレームという車体の特徴は、1969年に誕生した初代ダックス(50ccの原付モデル)を彷彿とさせるもので、メーカー自ら「ダックスホンダのスタイリングを踏襲しつつ、現代の感性を取り入れる」ことで、このモデルを生み出したとしている。

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ホンダ・ダックス125のフロントスタイリング画像はこちら

 パワートレインは、スーパーカブ系でおなじみの自動遠心クラッチとした空冷エンジンを組み合わせたもの。4速トランスミッションのシフト操作は必要だが、クラッチレバーがないため小型二輪AT限定免許で運転できるというのも魅力だ。

 そんなダックスの魅力は、やはりスタイリングだろう。初代ダックスと比べると、ブレーキが初代のドラムから新型では前後ディスクに進化していたり、メーターとヘッドライト周辺の造形が異なっていたりするが、全体としてはイメージを完全に踏襲している。まさに現代にダックスを蘇らせたといえる。

 ホンダの二輪において、こうした手法は珍しくなく、すでにモンキー125やCT125・ハンターカブなど、かつてのレジャーバイクを上手にリバイバルしたモデルが高く評価されてきている。

ホンダ・モンキー125のフロントスタイリング画像はこちら

 実際、ダックスやモンキーといったモデルについて車体サイズを初代と比べると、かなり大きくなっている。エンジン排気量にしても初代が50cc級だったのに対して、現行型では125cc級となっているし、タイヤサイズも拡大している。車格としては成長させつつ、スタイリングイメージを残すという商品企画は市場に受け入れられている。

ホンダ・ダックスのフロントスタイリング画像はこちら

 このように2輪部門ではかつての名車をリバイバルして魅力的な商品に仕上げているホンダだが、4輪では同様の商品企画はほとんどないのは不思議だ。

名前:
山本晋也
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自動車コラムニスト
現在の愛車:
スズキ・エブリイバン(DA17V・4型)/ホンダCBR1000RR-R FIREBLADE SP(SC82)
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好きな有名人:
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