3列シートを備えた全長5.3m超の威風堂々ボディ! ランドローバー・ディフェンダーに「130」を追加 (2/2ページ)

130導入を記念した特別仕様限定車も設定

 ディフェンダー「130」の全長は、110よりも長い5358mmとなり、全幅はドアミラー格納時で2008mm、全高は1970mmとサイズもなかなか立派だ。全長を伸ばすことで3列シートレイアウトを実現したディフェンダー「130」であるが、通常であれば伸長されたリヤオーバーハングが邪魔をしてデパーチャーアングルが制限されることになる。しかし、ディフェンダー「130」では、テールの形状をボートテールスタイルとすることで28.5度のデパーチャーアングルを確保。ディフェンダーの持ち味である悪路走破性を犠牲にしていないのはうれしい。

 また、ボートテールスタイルの採用に合わせて、リアのLEDライトまわりがリデザインされているのもディフェンダー「130」の特徴で、ディフェンダーの特徴であるサイドプロファイルの3本のラインがリヤに向かってわずかに上昇するデザインも踏襲されている。

 そのほか、130の専用色としてセドナレッドを設定。セドナレッドのディフェンダー130は、スクエアなデザインによる力強さを強調するとともに、深みあるカラーリングが上品さを演出してくれる。

 日本仕様のディフェンダー「130」に用意されるパワートレインは、2リッター直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン(P300)と、マイルドハイブリッド(MHEV)テクノロジーを採用した3リッター直6ディーゼルエンジン(D300)を用意し、価格は1041万円から1159万円となっている。

 さらに「130」の導入を記念して限定車「130ローンチエディション」が設定される。「130ローンチエディション」は、3リッター直6ディーゼルエンジンにモーターを組み合わせた「D300」をベースに、コールドクライメートパック、オフロードパック、アドバンスドオフロードケーパビリティパックなど、オフローダーの最高峰にふさわしい装備を採用した限定モデルで、フジホワイト、セドナレッド、カルパチアングレイの3色の外装色を設定。各色10台の限定販売となっている。価格は1207万8000円から1245万8000円となっている。

 ロングボディの「130」がファミリーに加わったことで、最大8人の乗員があらゆる地形を快適に移動することができるようになったディフェンダーは、さらに魅力的なモデルとなったことだけは間違いなさそうだ。


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