日本車が世界一の高品質……時代は終わりに近い!? 海外から見た日本&韓国車の立ち位置とは (2/2ページ)

日本車の脅威の出現はユーザーにとってメリット

 その当時、筆者はアメリカでレンタカーでの移動や、メーカーの広報車による各種取材で、韓国車を定期的に運転する生活をしていたが、フルモデルチェンジはもとより、年次改良によっても、韓国車の性能がどんどん向上していったことを実感した。もっとも顕著だったのは、NVH(音・振動・路面からの突き上げ)とハンドリングの大幅なカイゼンだった。

 さらに、そうした技術向上と並行して、韓国メーカーは強気のマーケティング戦略に打って出た。それが、アメ車ならピックアップトラックなどのハードユースな商用車に適用されるような、パワートレインなど基本領域での10年・10万マイル(16万km)といった長期補償である。

 こうして、アメリカでユーザーの信頼を徐々に得ていった韓国車は、欧州、中国、インドなどでも販売を確実に増やしていった。日本メーカーとしても当然、さらなる品質改善を進めることになった。

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 韓国車だけではなく、日系メーカーとの合弁事業によって基礎体力をつけてきた中国地場メーカーの量産車も、日本車にとって脅威となってきた。

 いずれにしても、ユーザーから見れば、日本車が高い品質という面で世界をリードし、それを追うように多くのメーカーのクルマの品質が上がることは、ユーザーにとって直接的なメリットであり、喜ばしいことだと思う。

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名前:
桃田健史
肩書き:
-
現在の愛車:
トヨタ・ハイエースキャンパーアルトピア―ノ等
趣味:
動物たちとのふれあい
好きな有名人:
聖徳太子(多くの人の声を同時にしっかり聞くという伝説があるので)

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