EV時代はタイヤも変革が必要! 電気自動車がタイヤに求める性能がめちゃめちゃ厳しかった (1/2ページ)

EV時代はタイヤも変革が必要! 電気自動車がタイヤに求める性能がめちゃめちゃ厳しかった

 この記事をまとめると

■車両重量があるEVはタイヤへの負担も大きく、操縦安定性を保つ性能が求められる

■加えて、走行中の静粛性が高いEVは、タイヤによる騒音が大きいと乗員が不快に感じる

■EV用タイヤは、上級車種のような操縦安定性や静粛性を、たとえ軽乗用EVであっても求められる

EVのタイヤに求められる性能とは?

 タイヤに求められる性能の第一は、重量を支えることにある。乗用車用では、グリップや転がり抵抗といった性能が注目されがちで、重量を支える重要さについて認識されることは少ない。しかし、車種を問わず、タイヤや車輪は、重さを支えることが第一なのである。

 この点で、電気自動車(EV)は、駆動用のリチウムイオンバッテリーを車載するので、エンジン車に比べ車両重量が重くなる。たとえば、軽乗用車の日産デイズは、もっとも軽い車種で850kgだが、EVの日産サクラは1070kgだ。220kgも重いことになる。この重さを支えられることが第一だ。そのうえで、加速したり減速したり、あるいはカーブを曲がったりする際に、よろよろせずにしっかりクルマを支え、操縦安定性を保つ性能が求められる。

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日産サクラのフロントスタイリング画像はこちら

 さらに、EVは走行中の静粛性が高いため、タイヤ騒音が大きいと乗員が気付きやすく、不快に感じる。そこで、騒音を抑えたタイヤであることが望ましい。

 タイヤ騒音には、パターンノイズとロードノイズがある。パターンノイズは、タイヤ接地面が路面と接するとき、タイヤ接地面に溝が刻まれたゴムが路面を叩いて出る騒音だ。基本的に小さく細かいゴム形状で、三角や菱形のようなゴム形状であるほうが騒音は抑えられる。しかし、グリップを上げるにはゴム形状は大きいほうがよく、悩ましいところだ。

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