なんとハーレーもBMWも出していた! 4輪だけじゃなくバイクもEV化が着々と進行中 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■クルマの電動化は着実に進んでいる

■ではバイクはどうか?

■バイクの電動化の現状、また免許区分について改めて解説する

ホンダの電動二輪はカセット式のバッテリーを採用

 クルマではEV化が着実に進んでいて、ニューモデルも続々と登場しているのはご存じのとおり。反対意見などはあるものの、流れとしては止まることはないだろう。一方、気になるのがバイクの世界だ。電動化と相性がいいように思えるし、バッテリーを積むところに制限があるので、高い性能を確保できないようにも思える。クルマを中心に見ていると、今ひとつ現状がわからないが、改めて調べてみた。

 まず結論からというと、ひとつひとつ解説するとキリがないほど非常に普及している。とくに遠くまで行かない、シティコミューター的な使われ方をする原付クラスが多く、日本のバイクメーカーもリリースしている。いい例がテレビ番組「出川哲郎の充電させてもらえませんか?」。番組ではバッテリー切れが頻繁に起こるが、それでも走行距離を見てみると、近所のチョイ乗りであれば十分すぎる性能だ。

 ホンダはかなり積極的なメーカーで、テレビCMでもやっているようにカセット式のバッテリーを採用することで、電動アシスト式自転車的な使い勝手のよさを実現していて、すでに郵便配達に使われ始めている。

 また、バイクメーカーだけでなく、自転車にバッテリーとモーターを付ければ簡単にできることから、中国を中心とした家電メーカーも参入していて、今までのバイクやスクーターの概念にはない、スマートだったり、ユニークなデザインのものが多く登場している。

 さらに大きなクラス、ビッグスクーターでは、BMWがCE 04というモデルを出したばかり。サイバーなデザインに加えて、走行可能距離は約130kmで、実用性も高い。お値段は161万円だ。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
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