プリムス・バラクーダにランチェロ! アメリカの刑事ドラマ「ナッシュブリッジス」の劇中車が自動車マニアを歓喜させるラインアップだった (1/2ページ)

この記事をまとめると

■「ナッシュブリッジス」はアメリカの人気刑事ドラマ

■プリムス・バラクーダなど、興味深い劇中車が登場する

■アメリカのクルマ文化を垣間見ることもできる作品だ

プリムス・バラクーダのコンバーチブルが登場!

 先日仕事のためインターネットを検索していたら、2021年11月に往年のアメリカ人気刑事ドラマ“ナッシュブリッジス”のリバイバル版として、スペシャルドラマ“ナシュブリッジス2021”がアメリカでテレビ放映されていたことを知った。

 “ナッシュブリッジス”はアメリカではCBSネットワークで1996年から2001年まで全6シーズンが放映された人気刑事ドラマ。日本でも地上波やCSなどで放送されていた。

 主演は、筆者が“20世紀最高のアメリカ刑事ドラマ”としている“マイアミバイス”でもお馴染みのドン ジョンソン氏がナッシュブリッジス刑事を演じるとともに、製作総指揮としても参加している(筆者は野沢那智氏の吹き替え版を見ていた)。シリーズのほとんどでは、チーチ マリン氏演じるジョー ドミンゲス刑事と組み、サンフランシスコを舞台にさまざまな事件を解決していく。

 マイアミバイスは少々“重たい”テーマのストーリーも目立っていたが、ナッシュブリッジスでは、西海岸(サンフランシスコ)が舞台ということもあり軽快なストーリー展開が目立っていた。ある時には、マイアミバイスで、ドン ジョンソン氏演じるソニー クロケット刑事とパートナーを組んでいた、リカルド タブス刑事を演じていた、“フィリップ マイケル トーマス氏”がゲスト出演するなど、とにかく“洒落のきいた”ドラマ作りとなっていた。

 注目すべきはナッシュ ブリッジス&ジョー ドミゲス刑事が乗り回していたクルマ。それは黄色い1971年型プリムス・バラクーダのコンバーチブル。あえてダッヂ・チャレンジャーではなく、バラクーダという設定が思わず目を引いた。劇中ではベトナム戦争に従軍した兄からナッシュ ブリッジスがこのバラクーダを預かり、乗り続けていることになっていた。アメリカでは、たとえば父親が大切に若いころから乗っていたクルマを、息子や娘が運転免許を取ると、それを譲るということはよくあるようだ。もちろん兄弟でもそのようなことは行われているようで、そんなアメリカの“クルマ文化”を垣間見ることもできた。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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