老若男女問わずの熱狂はもはや伝説! 西部警察の劇中車を貴重な「ベース車カタログ」で振り返る (1/2ページ)

老若男女問わずの熱狂はもはや伝説! 西部警察の劇中車を貴重な「ベース車カタログ」で振り返る

クルマ好きにはたまらないレアなカタログがずらり

 西部警察は今や伝説となっている。ちなみに刑事ドラマと言っても、大門軍団が暴れまくるハチャメチャで痛快なものだった。その人気は凄まじく、1979年に放送を開始して1984年までの5年間、パート3までシリーズ化されて放映された。スポンサーが日産だったこともあり、劇中車にはさまざまなクルマ達が登場したのはご存じの通とおりで、雑誌やウェブでもよく紹介されている。今回は劇中車を振り返りながら、そのカタログを見てみることにしよう。専門店の協力を得えて集めた、レアなカタログばかりだ。

1)マシンX (C210型スカイライン)

 渡哲也演じる大門圭介が率いるのが大門軍団。その大門が駆るのがマシンXだ。ベースは5代目スカイライン、つまりジャパン。もちろんグレードは2000GTターボだ。

西部警察の劇中車をカタログで振り返る

 カタログはターボのみのものも作られていて、表紙から精悍さをアピール。中身は写真を大胆に使いつつ、スカGターボの文字がデカデカと入るなど、クルマ好きにはたまらない。監督官庁を刺激しないように、省燃費と高性能を両立が各所でアピールされていて、そもそも当時馴染みがなかったターボについても詳細に解説している。とくに追加登場時の本カタログ(テールが入っていないほう)は自動車雑誌ぐらいの読み応えがある。ちなみにテールが入っているほうは簡易カタログとなる。

西部警察の劇中車をカタログで振り返る

2)スーパーZ (S130型フェアレディZ)

 なんと劇中ではガルウイングに改装(1500万円かかったとも!?)。理由は大門がショットガンを撃ちやすいようにというのが西部警察らしい。

 ベースは2代目フェアレディZのS130型。5ナンバーなのが変だというので話題になったため、こちらはNAがベースのようだ。カタログの作りは硬派そのもので、写真が大きくてまるで写真集のよう。ターボだけでなく、デュアルエギゾースト(原文ママ)や、ポテンザ86Mという日本初の60タイヤ採用を大々的に謳っているのは時代である。「おまえを、待ち焦がれていた」というフレーズには涙モノだ。

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3)特別機動車両SAFARI 4WD (VRG160型サファリ)

 大門が自分好みに仕上げたのがこちら。サファリといえば巨体だが、後部は作戦司令室になっており、フロントノーズやルーフに放水銃が付いていて、高圧噴射が可能。ドラマ内では高圧噴射によりクルマを破壊していた。

 表紙はベースとなったグレードではないのであしからず。キャッチコピーは「脱ミリタリースタイルの“ニューイメージ・4WD”」で、三菱のジープを意識したものだろう。4WDにも新しい波がやってきたらしい。とはいえ「地平を超えろ、野生のなかへ飛び込め」というから、結局はワイルドなカタログだ。

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